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換気扇の無かった頃

日本に換気扇が無かった頃は、夏の蒸し暑さ対策に重きを置いた
家作りがされていました。
室内と室外の空気の通りを良くして、自然に外の空気を取り入れる
工夫がされている家もありました。
ただし、全ての家屋が換気に適していたと言うわけではなく、
庶民の住む長屋などは、最初、換気に適していませんでした。
そこで、「天窓」というものが考え出され、天井に取り付けた
引き戸を開ける事によって天井から空気を取り入れる事ができました。
換気扇の無かった頃は創意工夫によって換気をしていた事が伺えます。