「換気扇を10年以上使っている」「換気扇を掃除しても調子が悪いままになってしまった」そのような場合は、換気扇交換の時期かもしれません。新しい換気扇に交換してみてはいかがでしょうか。機能性やデザイン性が大きく向上するかもしれません。
しかし換気扇選びには注意するべき点があります。それは、換気扇の大きさです。換気扇の大きさによっては設置ができなかったり、法律に抵触したりすることもあります。それでは具体的に、どのように気をつければ良いのでしょうか。
・プロペラタイプを交換する場合
台所やトイレなどに設置されているプロペラタイプの換気扇を交換するときも注意が必要です。いざ購入しようとした時、「羽根の直径で決めるのか。それとも開口部の大きさで決めるのか」そのように迷ってしまうこともあるでしょう。結論から言いますと、羽根の直径を参考にします。通常の換気扇のサイズは羽根の直径を表しているのです。羽根のサイズは、開口部のサイズから5cmを引くことでも求められます。ただし小型の換気扇など、一部例外もあるため注意が必要です。
・レンジフードを交換する場合
国内のレンジフードは、60cm・75cm・90cmの三つの規格のものが販売されています。基本的には、交換前のレンジフードと同じものに交換すれば問題ありません。ただしその横幅は、コンロやIHなどの加熱器具より広くなければいけないと消防法によって定められています。例えば、加熱器具の天板が75cmだった場合、横幅75cmか90cmのレンジフードが選択肢に入ります。
上記のように、換気扇交換の際にはサイズが重要になります。きちんと寸法を測ればご家庭で換気扇交換を行う事もできますが、より確実に行うためには、換気扇のプロにご依頼されるのがよろしいでしょう。無理な換気扇交換は無駄な出費や怪我の原因になりますので、お気軽におまかせください。