最新情報・レポート

シックハウス症候群対策に換気を

「シックハウス症候群」という単語は、多くの方が目にした事があるのではないでしょうか。シックハウス症候群とは、家が原因となり、様々な症状が発生することです。例えば、目やのどがチクチク痛んだり、めまいや吐き気などが生じる事があります。その対策として、換気をご利用ください。

どうして換気がシックハウス症候群の対策になるのでしょうか。
シックハウス症候群の原因は、化学物質によるところが大きいです。私達の住宅には、たくさんの塗料や接着剤、衣類や家具などがありますが、それらには化学物質が含まれています。ホルムアルデヒドや芳香族(トルエンやキシレンなど)が代表的で、それらは次第に放出されて充満します。
今の住宅は気密性に優れることから、これらの化学物質が排出されにくくなってしまいました。そのため体の中に取り込まれる化学物質の量が増え、シックハウス症候群を発症しやすくなっているのです。

換気不足が原因ということは、換気量が十分になればシックハウス症候群のリスクを減らすことができるということです。近年は法改正によって換気設備の導入も義務になりましたので、換気不足は解消されつつあります。しかし換気扇が劣化している事がありますし、古い住宅では換気システムが備わっていない事があります。そのような場合は、換気扇掃除や交換をご依頼されるのがよろしいでしょう。