換気扇を使っているうちに、普段とは違う異音が聞こえてきたという経験は無いでしょうか。その異音は、ただうるさいだけでなく、換気扇の悲鳴かもしれません。そのまま無理に換気扇を回し続けていれば、やがて換気扇はその役割を果たさなくなってしまう事でしょう。そうなる前に、異音を響かせるような換気扇はすぐに換気扇修理のプロに見てもらうべきでしょう。
それでは、換気扇の異音にはどのようなものがあるのでしょうか。まず、換気扇が「ゴォー!」と音を立てている場合です。この場合、換気扇の油汚れが原因であると考えられます。換気扇のファンに油汚れが蓄積しますと、ファンの回転のバランスが崩れてしまいます。そうなると、前述のような異音が発生するのです。しかし汚れが原因ですので、きちんと換気扇を掃除すれば解決する事が多いです。
逆に、油が足りない事による異音もあります。「チチチチチ」といった異音が発生していましたら、それはモーターのオイルが減少しているのかもしれません。換気扇には多くのパーツが組み合わされており、それが滑らかに動くように潤滑油が塗られています。しかし、長期間使用すればその潤滑油が減ってしまうのです。この場合は一旦ファンを取外し、潤滑油を塗りなおす必要があります。
他にも、換気扇の異音はいくつかあり、その種類によって異音の原因も異なります。異音の放置は、使用に不快感をもたらすだけでなく、換気扇の寿命を縮める事にもなります。「どうしても解決できない」「異音が頻発するようになった」そのような時は、換気扇修理のプロに見てもらいましょう。その換気扇の症状に合わせて、適切な施工をしてくれることでしょう。