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換気扇の耐用年数や寿命、交換時期をズバリ解説!


換気扇の耐用年数や寿命、交換時期をズバリ解説!

 

換気扇の寿命をご存知でしょうか?換気扇やレンジフードはトイレや浴室、キッチンなどお家の嫌なニオイを消し、お部屋を清潔な状態に保つために必要不可欠な存在です。

しかし、寿命が近づいて汚れが目立つようになると、換気扇としての本来の機能を果たすどころか、換気扇自体がニオイの原因になる可能性もあります。

 

最近壁が油っこくなりやすいな、トイレのニオイがなかなか消えないな、と感じたら、交換する時期かもしれません。換気扇がきちんと機能してくれる年数や、寿命、交換のタイミングなどをご紹介します。ご自宅の換気扇も「そろそろ交換時期かな?」と思ったら、交換をしてみましょう。

 

 

 

  

換気扇の耐用年数と寿命

換気扇にも耐用年数と寿命があります。耐用年数とは、換気扇の値段相応の役割を果たすまでの年数のことです。対する寿命は、対応年数とは違い、故障し使えなくなってしまうまでの年数を指します。

 

換気扇の交換時期を考えるにあたって、まずは耐用年数と寿命について詳しく知りましょう。

 

換気扇の耐用年数

「耐用年数」とは、先ほどかるく触れたとおり、「換気扇の値段相応の役割を果たすまでの年数のこと」であり、年数は定められています。ちょっと堅苦しい内容になりますが、【法定耐用年数】と【部位別対応年数】の2つを少しだけ見ていきましょう。

 

【法定耐用年数】

法定耐用年数は、税法で一律に定められている年数です。空調設備である換気扇は、15年が法定耐用年数だと決められています。

 

【部位別対応年数】

機器が分解できる場合に定められる耐用年数で、部品交換や換気扇自体を交換するときの目安になります。空調設備である換気扇の場合は、本体を交換するときは15年、部品を交換するときは6年と決められています。

 

 

耐用年数は、換気扇の場合、故障での交換の目安となるだけでなく、確定申告などの会計処理の際に重要になってきます。国によって定められた法定耐用年数を基準にして、換気扇にどれくらいの価値があるのかを計算するのです。

 

換気扇の寿命

家庭で換気扇を使っているときは、先ほどご紹介したような難しい耐用年数よりも「寿命」の方が気になるところ。換気扇は何年経つと寿命だといえるのでしょうか?

換気扇の寿命は10年から15年程度と言われています。15年間使うことができれば、おおよそ耐用年数分は働くことができたということになります。

 

年数がはっきり15年と決められている耐用年数と違って、寿命は個体ごとに左右することがあります。換気扇でも経年劣化は避けて通れず、年劣化の進行は使い方やお家の環境によってそれぞれ異なります。メンテナンスを定期的におこなっているかどうかや、換気扇の使用度などで寿命が数年前後することもあるのです。また、メーカーや機種が異なるだけでも寿命が変わることがあることを知っておきましょう。

 

換気扇交換・メンテナンスのタイミング

耐用年数や寿命がだいたい決められているとはいっても、交換やメンテナンスのタイミングは換気扇の使われ方やお家の環境によって異なるものです。つまり、交換・メンテナンスの時期を計るには、「ご自身の換気扇の状態を見極めること」が非常に重要です。

 

どのような点に注目していくとよいのか、順にチェックしましょう。

10年以上使っているものは交換

寿命である10年が近づいてくると、換気扇に徐々に劣化の症状がみられるようになります。

フィルターが詰まりやすくなったり、ファンのモーターが古くなったり、修理してもなかなか改善がみられなかったりといったことは始まりにすぎず、突然壊れてしまうこともあります。

換気扇やレンジフードは、毎日使うため故障してしまっては困ります。突然壊れてしまうようなことがないように、寿命になる一歩手前で交換することが大切なのです。

 

当てはまりませんか?こんな症状がでたら換気扇交換のタイミング

「そろそろ使い始めて10年たつけれど、本当に交換が必要なのかな?」「換気扇が劣化しているのって、具体的にどんなとき?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。交換すべきタイミングを、換気扇の症状からチェックしてみましょう。

 

・ファンの回転音やそれ以外の異音がする

・吸い込みの力が弱くなった

・油汚れがひどい

・起動ボタンを押しても動かないときがある

 

これらの症状は、劣化のサインです。10年たっていなくても、このような症状がみられることもあります。寿命に関係なく、このような状態ならそろそろ交換を検討してみましょう。

 

換気扇メンテナンスのタイミング

交換も大切ですが、メンテナンスも大切です。もしかしたら、交換をしなくても小さな修理だけで症状が治る可能性がありますので、こんなときにメンテナンスをしてみましょう。

 

・耐用年数を迎える前

換気扇の耐用年数は、部分交換をするなら6年、すべての交換・修理をするなら15年です。この年数を超えてしまうと、消耗が激しくなり交換が必要になるかもしれません。しかし、それ以前の時期にメンテナンスすると、症状が小さなうちから問題を発見し、劣化を最小限に食い止め寿命を延ばすことができます。

 

・フィルターが汚れてきたら

換気扇のフィルターにはあらゆる汚れが付着します。とくに、レンジフードでは油汚れがこびりつくとフィルターの吸収力を弱めてしまいます。そのまま使いつづけると換気機能が低下し、油や汚れがお部屋中の空気に蔓延してしまう可能性があるので、早めにメンテナンスをしてフィルター交換する必要があります。

 

自分で換気扇を取り付けられるかの目安

交換費用を抑えたいという理由から、自分で取り換えることを考える方もいることでしょう。

換気扇の交換は、自分でもできないわけではありません。しかし、場合によっては不可能なこともあるので、どのような場合なら自分でできるのか、事前に確認しておく必要があります。

 

・交換前のものと同じサイズの換気扇であること

まず、サイズが重要です。取り付けたい場所に取り付けられないようなサイズでは、買う意味がありません。大きすぎると当然設置場所に換気扇を収めることができません。逆に、小さすぎるとお部屋やお風呂場のすべての空気を換気するのが困難になります。換気扇を自分で購入するときは、サイズを正確に測って同じ大きさのものを選びましょう。

 

・換気扇の電源がコンセントである

換気扇の電源にも注目しましょう。電源がコンセント式であれば、お家にあるコンセントに指すだけで電力を供給できますが、配線をつなげる必要がある場合、設置には電気工事の資格が必要になります。素人には配線工事は難しく、漏電・感電が起こる危険性もあります。

 

とくに、お風呂場の換気扇は配線工事が必要な場合がほとんどですので、業者に依頼する方が無難です。

 

換気扇の取り付けはガスコンロ交換と同時がおすすめ

換気扇の症状からそろそろ交換のタイミングだなと判断したら、コンロの交換も検討してみましょう。逆もまたしかりで、コンロに交換が必要なときは、換気扇も一緒に交換するのがおすすめです。

換気扇とコンロをワンセットで交換すべき理由は、この2つには相性が重要だからです。

 

コンロにも換気扇にもいろいろな種類がありますが、ガスコンロとIHコンロでは、換気量が違えば、ベストな換気扇の種類も異なります。効率的な換気をおこなうためには、換気扇とコンロの相性を考えて購入すべきなのです。

 

また、別々に購入するときはデザインの相性を無視してしまいがちですが、両方一緒に交換すれば、統一感のあるデザインでまとめることができます。

セットで買うことで通常価格よりも安く交換できることもあるので、換気扇を交換するときはコンロの取り換えもあわせてのリフォームを検討してみるとよいでしょう。

 

どんな換気扇に交換する?換気扇の種類をまとめます


どんな換気扇に交換する?換気扇の種類をまとめます

 

換気扇はお家のなかの様々な場所で使われており、種類も多種多様です。寿命や故障のタイミングで交換するときは、どの種類の、どんな機能をもつ換気扇に交換するのかを考えましょう。

ここでは、換気扇に使われるファンの違いやそれぞれの特徴、機能性などをご紹介します。

 

ファンは大きく2種類!プロペラファンとシロッコファンの違いは?

換気扇のファンの種類は、【プロペラファン】と【シロッコファン】の2つに分けられます。それぞれの仕組みや機能上の違いをみていきましょう。

 

●プロペラファン

直接排気式とも呼ばれる、換気した空気を直接お家の外にタイプの換気扇です。壁に直に取り付けるので、空気を効率よく喚起することができ、さらにシロッコファンに比べて交換費用が安く済むのがうれしいポイントです。

 

●シロッコファン

空調設備や換気に使われるダクトを通して空気を排気口からお家の外に逃がす方法で、ダクト排気式とも呼ばれます。ダクトは壁面や天井の裏側に取り付けられることが多いです。キッチンコンロが外壁に面して設計されていればプロペラファンが使えますが、アイランドキッチンやシステムキッチンなどでコンロが壁に面していないと、シロッコファンを天井に設置して換気をおこないます。

 

換気扇の形にも違いあり!それぞれの特徴やメリット

キッチンだと換気扇は比較的大きく、お部屋内のデザイン性にも影響を与えるため、お部屋との統一感が出るよう換気扇の形には注目したいもの。どのような形のものがあるのか、チェックしていきましょう。

 

●ブーツの形 :手前側に広がるような形をしており、煙を集めやすい、一般的な形状です

●スリムな形 :シロッコファンなどでよく採用されるデザインで、薄くかなりすっきりした印象です

●フラットな形:縦の長さが短く、平べったい形をしているので、天井が低い場所に便利です

 

これらがよく見られる形状ですが、ほかにもデザイン性を意識した個性的な換気扇やレンジフードがたくさんあります。海外で作られているものは特徴のあるデザイン設計が多いので、チェックしてみると面白いかもしれません。

 

換気扇は機能性重視?最新の換気扇でより便利な生活を

種類が違えば、機能にも多様性が生まれます。新しいものだからこその多機能な換気扇も登場しているので、機能に注目してみるのもひとつのポイントです。お手入れのしやすさや自動運転など、3つの便利機能をご紹介します。

 

●お手入れのしやすさで選ぶ

フィルターの交換が簡単にできる仕様のものや、フィルターがそもそも必要ないもの、油汚れでべたつかないように特別な塗料を塗られているものなど、お掃除の手間を省くように設計された換気扇も多数あります。換気扇のお掃除を普段はなかなかしないという方も、こういった換気扇なら清潔さを保ちやすくなります。

 

●省エネで選ぶ

料理するときに充満してしまう煙や熱を吸いとるのは換気扇の役割ですが、料理をするときに出る煙の量は毎回違います。そこで、煙や換気の必要量にあわせて換気の強さを自動調節してくれる換気扇が役立ちます。必要分だけ電力を使うことになるので消費エネルギーを削減し、電気代の節約に役立ちます。

 

●自動運転による楽さを選ぶ

自動運転なら換気が必要なときにスイッチを入れなくても換気をはじめてくれます。忙しくて換気扇に手が回らないときや、付け忘れがありません。寒気が終われば自動で止まってくれるので、消し忘れの心配がなく電気代の無駄もありません。リモコンで遠くからスイッチを入れられるものもあるようです。

 

まとめ

・換気扇とレンジフードの寿命は10~15年

・交換は購入後10年が適切

・交換・メンテナンスのタイミングには症状のチェックも重要

・換気扇を交換するときはコンロも一緒に交換するとお得でデザイン性もアップ

・換気扇はプロペラファンとシロッコファンに分けられる

・交換時は多様化した形状や機能にも注目

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換気扇が臭いときにチェック!原因別の簡単な対策

換気扇が臭いときにチェック!原因別の簡単な対策❘

 

換気扇の嫌な臭いに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?換気扇は日常的に必要不可欠な場所です。動かさなければ部屋の空気が滞ったり、料理の際に煙が充満したりしてしまいます。そして、だからこそ異臭は深刻な問題です。使うたびに嫌な臭いに悩まされるのは、精神的にも肉体的にもきついものがあります。

 

換気扇の臭いは、かならずしも換気扇の汚れからくるものだとは限りません。今回は、換気扇の臭いの原因となるものと、その対策についてご紹介します。日常生活を少し工夫するだけで、換気扇の臭いとも決別できるかもしれません。

 

目次

 

換気扇が臭う!状況別の原因と対策

ただ単に換気扇が臭うという場合にも、何か違いがあるはずです。換気扇を回していないときに嫌なにおいがするのか、それとも換気扇を回しているときなのか。そのどちらなのかわかるだけで、嫌なにおいの原因がなんなのかがある程度推測できます。

 

換気扇を回していない状態で臭う

換気扇を回していない状態で臭う

 

原因


換気扇を回していない状態で嫌な臭いがするときは、換気扇そのものに原因がある場合が多いです。換気扇はとくに料理の際に稼働します。油などを含んだ煙をどんどん吸い込んでいくため、それだけ内部が汚れてしまうのです。

 

フィルターが汚れで詰まってしまっていると、換気扇をつけても十分な換気ができなくなります。すると煙が出ていかず、部屋に煙や臭いが蔓延したり、電気代が余分にかさむこともあります。

 

 

対策


換気扇を消している状態で異臭がする場合は、換気扇内部の汚れが問題。このような場合は、掃除で解決をしましょう。

 

あまりに長期間放置している換気扇の場合は、ちょっとやそっとでは取れないしぶとい汚れが堆積している可能性があります。自分では手に余るような状態だった場合は、業者に連絡するといいでしょう。

 

部屋を締め切ったまま換気扇を回すと臭う

部屋を閉め切ったまま換気扇を回すと臭う場合は、実は換気扇のトラブルではない場合があります。異臭の源がどこか別に存在し、それが換気扇の空気循環によって運ばれてくるという状態であるケースが多いです。

 

原因


具体的な原因となるのは、排水溝やシンクの臭いです。とくに排水口の奥から立ち上る臭いは、少し掃除をした程度ではどうにもならないことが多く、汚れが蓄積しがちです。それらの臭いが換気扇の空気循環によって巻き上げられ、部屋の中に漂うようになります。

 

 

対策


こちらも大変シンプルではありますが、掃除で解決しましょう。手動での掃除が行き届かない排水口の奥などに溜まる汚れは、換気扇によって立ち上る匂いの原因になってしまうので、清潔にしておくことが大切です。

 

液体パイプクリーナーや、重曹とクエン酸を足したものを流し込むなどして、ヘドロなど不潔なものが溜まらないように心がけると良いでしょう。

 

水回りの換気扇を回していると臭う

原因


水回りにある換気扇を回しているときの異臭がひどい場合は、排水口や換気扇本体からの臭いが原因の場合があります。排水口の奥のヘドロがひどい場合は、臭いがまきあげられてしまうのです。

 

また、水回りの近くには知らずのうちにカビが生えている場合もあり、そのカビの臭いが換気扇の風に乗って部屋に充満している可能性があります。

 

 

対策


パイプクリーナー、重曹とクエン酸を駆使して、汚物が配管の中に溜まらないよう管理しましょう。液体の食べ物をそのまま直接排水に流すと、中に有機物が蓄積する原因になりますので、そのようなことは控えましょう。

 

カビが生えている場合は、台所など水回りの家具の裏まで徹底的な確認が必要です。家具の裏は意外にも湿気が溜まりやすく、カビが繁殖しやすい状態にあるので、一度確認してみるといいでしょう。疑わしいのは冷蔵庫や食器棚など、大きくて比較的水場に近い家具の裏です。

 

喫煙者がいる場所で臭う

原因


タバコをたしなむ方がいらっしゃるお家では、換気扇まわりのヤニの臭いが際立つというケースもあります。換気扇の下で喫煙する習慣のある人は、換気扇まわりにヤニが蓄積して臭いが染み付いていることがあるのです。

 

 

対策


タバコの臭いが染み付いていることで悪臭が発生している場合は、「換気扇の下でタバコを吸わない」ということが大前提です。タバコのヤニはただでさえ取るのが大変な汚れになります。まずはそのような汚れを塗り重ねないよう、タバコを吸う場所を工夫することが大切です。

 

また、すでについてしまったヤニを取ろうとする場合は、重曹やメラミンスポンジなどをうまく使って、汚れを落とすとよいでしょう。

 

臭うのはどこ?場所別でみる原因と対策

換気扇がどのような状態の時に異臭を感じるかということだけでなく、どのような場所に設置されている換気扇から異臭を感じるかというのもまた、異臭の原因を特定するためには大切です。場所ごとの異臭の原因として考えられるものを知って、効果的に対策をしましょう。

 

キッチンの換気扇から臭う

キッチンの換気扇から臭う

 

回しているとき


キッチンの換気扇を動かしているときの異臭には、主に2種類の原因が考えられます。

 

  • 1つ目の原因は、排水口の汚れからの臭いが舞い上がっている場合。
  • 2つ目は、通気口の問題です。

 

最近のマンションなどは、密閉性が優先された関係で、設計上、台所や今に通気口が備え付けられている可能性があります。通気口を閉めた状態で換気扇を稼働させると、排水の臭いが上昇してくる可能性があるのです。
排水トラップが機能しているかどうか、シンクの下にある空間の配管なども臭いの発生源として考えられる部分です。

 

とめているとき


換気扇が動いていないのに異臭がする場合は、換気扇そのものが臭いの原因であることが多いです。

 

キッチンでは毎日のように油を使い、換気扇にも簡単に汚れが付いてしまいます。汚れがあまりに蓄積しすぎると、フィルターが油汚れで詰まり、そこから異臭が発生するだけでなく、他の異臭を外へ流すための換気の役割をきちんと果たせなくなって悪循環に陥ることも多いのです。

 

浴室の換気扇から臭う

回しているとき


お風呂は他の部屋と比較してもとくに密閉性が高いです。換気扇で空気を出すということは、その分空気を取り入れることにもなります。そのときに排水口からの空気も自然とあがってきてしまうので、嫌な臭いがするのです。この場合は、排水口のトラップを掃除するといいでしょう。

 

 

掃除しても臭う場合


排水口を掃除しても臭いが改善されない場合は、他に原因があるかもしれあません。20分~30分換気扇を止め、再び換気扇の電源をつけたとき、依然異臭がするのであれば、他の理由が考えられます。

 

 

外の臭いが原因のとき


近隣の家から出た臭いが家の中に入ってきているケースが、ベランダ側に排気口が設置されている、賃貸のマンションやアパートに多いです。この場合は24時間不断で換気扇を回しておくと、臭いは入ってこなくなります。

 

 

換気扇が原因ではないことも


浴室内のどこかにカビが発生している場合があります。壁やタイルの間、洗面器やイス、石鹸受けの裏、シャンプーやリンスの底・隙間、浴槽の蓋など、こまかな場所にもカビが生えていれば、異臭の原因になる可能性は十分にあります。

 

自分でできる換気扇の掃除方法

ここでは、自分でできる換気扇の掃除方法をご紹介します。換気扇の掃除は、家庭内の掃除の中でも厄介なイメージが大きいのが特徴です。なぜなら、分解したり、汚れがひどかったりする印象が強いからです。
そんな換気扇を、シンプルに、できるだけ簡単にきれいにする方法について見ていきましょう。

 

換気扇を簡単に掃除する方法

換気扇を簡単に掃除する方法

 

換気扇が臭いときにチェック!原因別の簡単な対策❘
適切な頻度
1~2週間に1度くらいの頻度で掃除するようにすると、汚れが一気に溜まることも少なくなるので、一回一回の掃除が楽になります。

 

用意するもの

  • ・スポンジ
  • ・布
  • ・中性洗剤 もしくは 重曹

 

掃除方法

スポンジや布に換気扇洗剤を吸わせて拭き取ります。洗剤の代わりに重曹を使う場合は、水と混ぜてペースト状にしたものを使います。重曹は洗剤よりも肌に優しいうえ、固形化した汚れには最適です。乾くと粉っぽくなるのは欠点なので、数度念入りに拭くといいでしょう。

 

しつこい汚れを落とす方法

用意するもの

拭き掃除では追いつかない場合は、パック式の掃除をおこないます。キッチンペーパーと洗剤を用意しましょう。

 

掃除方法とコツ

キッチンペーパーに洗剤をしみ込ませ、それを換気扇に貼り付けます。ペーパー数枚を重ねて貼ったうえで、スプレー洗剤を吹きかけて浸透させるといいでしょう。

 

注意点

洗剤を含ませすぎて液だれすると、掃除しなければいけない場所がさらに増えるので注意しましょう。また、長時間放置しすぎるとキッチンペーパーが換気扇から取れなくなることもあるので、こまめにチェックして、汚れの落ち方やペーパーの水分を確認しながらおこないましょう。

 

まとめ

換気扇からする嫌な臭いの原因は大きく、「回していないときにする=換気扇自体の臭い」と「回しているときにする=換気扇以外の臭い」と分けられます。

 

  • ・換気扇自体の臭いの場合は、掃除をして対策
  • ・換気扇以外の臭いは、排水口のヘドロや室内のカビを掃除することで対策
  • ・タバコのヤニの臭いが原因の場合もある
  • ・換気扇が設置されている場所ごとに原因が変わることもある
  • ・シンプルでもこまめな掃除が改善の鍵

 

このようなことに注意して、換気扇周辺の異臭への対策をしてみましょう。

 

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換気扇とタバコによるトラブル事例!お掃除法も紹介

換気扇とタバコによるトラブル事例!お掃除法も紹介

 

自宅にヤニ汚れがつくと困るので、換気扇の下でタバコを吸っている。そんな方も少なからずいらっしゃると思います。しかし、そんな行動が思わぬトラブルに発展してしまうこともあるのです。ご近所づきあいにヒビがはいるだけでなく、ときには裁判沙汰に発展することさえあります。

 

今回は、換気扇のタバコトラブルの事例をご紹介し、換気扇のお掃除方法にも触れていきます。換気扇下の喫煙で問題はないと思っていらっしゃる方、換気扇でしっかりと分煙できていると思っている方は、今回の記事をふまえて、ご自分の喫煙スタイルをあらためて見直してみるのもいいかもしれません。

 

目次

 

タバコが招くトラブル事例

タバコが招くトラブルは、喫煙者本人の健康に関することだけではありません。近年は受動喫煙という考え方も広がり、周囲に気を配りながら煙草を楽しむ喫煙者の方も増えてきました。だからこそ、家族のいる人は換気扇の下や、ベランダに出てタバコを吸うなど、工夫をしている人もいるかもしれません。

 

しかし、実はその工夫も、意外な効果を招く場合があります。近隣トラブルや本当の健康事情という点で、一度考え直してみましょう。

 

お隣さんからタバコの臭いがする…近隣トラブル

お隣さんからタバコの臭いがする…近隣トラブル

 

換気扇の下で吸うのは意味がない?


喫煙者の方で、よく煙草を自宅の換気扇の下で吸う方がいます。台所などの換気扇の下で喫煙すれば、部屋の中に煙は充満しないし、壁などにヤニが付着するのも防ぐことができて一件落着。そう思いがちです。

しかし、たばこの煙を吸い込んでくれる換気扇は、いったいどこへ続いているのでしょう。換気扇に吸い込まれた煙はダクトを通って隣家に運び込まれてしまうことがあり、注意が必要です。

 

 

最悪の場合裁判になることも


これらの話題をめぐって、実際に裁判が起こったことがあります。隣人の煙草の煙が換気扇を通って自宅の中に入ってきているのを感じた住民が、手紙や口頭で改善を依頼したにもかかわらず、喫煙者当人は全く応じなかった。

 

すると非喫煙者側が体調を崩し、隣人の副流煙のせいだと訴訟を起こしたのです。結果は非喫煙者側が勝訴し、喫煙者は罰金を命じられたといいます。このように、深刻なご近所トラブルにまで発展してしまうことがあるのです。

 

家族に喫煙者がいることで起こる…家庭内トラブル

換気扇の下でタバコを吸うと、煙はすぐに吸い込まれていくので、一見何も問題がないように見えます。

 

しかし、近年女性の肺がんが急増している背景として、肺がんを発症した非喫煙女性のほとんどが、配偶者などのパートナーが喫煙していたとのこと。さらには、その半数以上が換気扇の下でタバコを吸うという対処をしていたのだといいます。

 

それを考えると、換気扇の下の喫煙も、分煙といっても気休め程度ということになります。とくに赤ちゃんがいるお家では、換気扇の下で分煙をしたつもりの親がすぐに子どもと触れ合うと、吐く息や髪・衣服に付いた有害物質から「三次喫煙」(サードハンドスモーク)が起こります。

 

間違っても、換気扇の下で喫煙しているから他人への影響は全くないなどとは思わないようにしましょう。

 

良い解決策は?

近隣や家族など、周囲にタバコの害を広げないための解決策には、

 

  • ① 加熱式煙草に変える
  • ② 喫煙部屋を作る
  • ③ 換気扇を使わず気に空清浄機を利用
  • ④ 脱臭性のあるエコプラント・壁紙を使用する
  •  

    などといったポイントがあります。

     

    タバコの煙に困っている立場の人の言い分としては、「自分の部屋を綺麗に保つために換気扇下で喫煙しながら、他の家にまで害を広げているのは道理としておかしい」という意見が多く見られました。

     

    換気扇の下でタバコを吸う人の言い分としては「部屋が汚れない」などの理由が多いようですが、だからといって他の人の生活に害を与えていいはずがありません。

     

    喫煙者と非喫煙者の関係の上では、必然的に非喫煙者が一方的な被害をこうむりやすいので、喫煙をするのであればそれなりの配慮は必要です。

     

    換気扇についたタバコのヤニ汚れを落とす方法

    近隣とのトラブルの原因になることや、想像以上の健康被害を起こす可能性があることなどももちろんですが、換気扇下での喫煙にはまた別のデメリットがあります。

     

    それはズバリ、「換気扇が汚れる」ことです。

     

    タバコの煙は換気扇に吸い込まれて外への排出されるため、一見万々歳なのですが、換気扇そのものにもひどい汚れが付着するということを見過ごしてはいけません。中華料理屋さんなどでひどい油汚れが付着した換気扇を見たことがある方もいるかもしれませんが、それと同じようなことが喫煙においても起こります。

     

    とくに賃貸住宅にお住まいの喫煙者の方は、部屋から退去するときの原状回復費用として、大きな出費につながる可能性があるので要注意です。

     

    換気扇下で喫煙している人にとって大切なのは、汚れが蓄積しないようにこまめに掃除をすることです。タバコのヤニにも使えるいい掃除方法をご紹介します。うまく掃除するポイントは、重曹を使うことです。

     

    タバコのヤニを掃除する方法

    タバコのヤニを掃除する方法

     

    頻度


    汚れたまま長期間放置しておいた換気扇は掃除が大変になりますが、普段から少しずつ状態をよく保っておけば、一度の掃除が楽になります。年に数回~数か月に1回、しっかり汚れを取り除いておくと、普段はこまめに軽く拭いておくだけで快適な状態を保てます。

     

     

    注意点


    重曹は弱アルカリ性の物質です。壁などの塗装を損傷させたり、人の肌を荒れさせたりすることもあります。使用するときはむやみにあちこちに付着させることはせず、ビニール手袋などで肌を保護しましょう。

     

     

    方法


    ① 重曹をスプレー

    10倍の水で薄めた重曹を霧吹きの中に入れて、数回吹きかけます。香水はなくてもよいようですが、あるとより効果的だといわれます。スプレータイプなので手に持って作業でき、換気扇だけではなくヤニで汚れた壁紙などもきれいにできます。

     

    ② 浸け置き

    カップ1杯ほどの重曹で水溶液を作り、中に換気扇を投入します。ときどき様子を見つつ、1~2時間ほど水溶液の中に浸したあと、スポンジ等を使ってこすり、汚れを落とします。

     

     

    【重曹の代わりになるもの】

    ① セスキ炭酸ソーダ

    重曹よりも使いやすいと評判のアルカリ剤です。円酸ナトリウムと重曹の複塩であり、両者の良いとこ取りができるような性質を持っています。重曹よりも水に溶けやすいため扱いやすく、アルカリ性が重曹に比べて弱いので、手荒れの心配を軽減しつつも洗浄力を保てる優れものです。万一のために、肌が弱い人は手袋をして使用しましょう。

     

    ② オレンジオイルが入った洗剤

    オレンジオイル洗剤は、さまざまな場所に使えて便利だと評判です。洗浄力だけでなく、殺菌・消臭効果もあり、すすぎや拭き取りが楽なのが特徴です。溶解力と浸透力が高いため、ずっと放置していたヤニの汚れもうまく浮き上がらせてくれるといいます。

     

    ③ 酸素系漂白剤

    換気扇の素材にはプラスチックが使われていることが多いです。プラスチック製品には、服を洗うときなどに使う酸素系漂白剤を使うことができます。漂白剤を溶かしたお湯の中に換気扇を漬け込むと、汚れが落ちやすくなります。

     

    メラミンスポンジの活用も有効的!

    薬剤を使用するほかに、タバコのヤニ汚れを効率的に取り除くには、使うスポンジを工夫するという方法があります。おすすめなのがメラミンスポンジです。特殊な材料でできた白いスポンジで、弾力があり、こすると削れてだんだん小さくなっていきます。

     

    削れたスポンジが細かい場所まで入り込むことによって、しぶとい汚れを撃退できる仕組みになっています。水でぬらすだけできれいに掃除ができ、小さなスポンジでも広い部分がきれいになるので、手軽さとコスパの両面で人気です。

     

    酸素系漂白剤を使っても取れない頑固な汚れがあった場合は、メラミンスポンジでこすってみましょう。

     

    プロの壁紙掃除にもよく使われるものだそうで、表面がでこぼこしている壁などにも使うことができます。また、大きなスポンジを購入したとしても、素手で自由にちぎって使うこともできるものが多いので、とても使い勝手が良いのもうれしいポイントです。

     

    一方、メラミンスポンジは細かい繊維で汚れを削り取る仕組みをしているので、いわば小さなヤスリのようなものです。浴槽やトイレなどの樹脂素材や、ワックスコートのフローリングには使用しないようにしましょう。

     

    まとめ

    換気扇の下でタバコを吸う人は多いです。「タバコを吸っても換気扇が煙を外に出してくれる」「一緒にいる相手に迷惑をかけずタバコを吸える」と思って換気扇の下を選ぶわけですが、そこには3つの落とし穴があります。

     

  • ① ダクトを伝って近隣に迷惑をかける可能性がある
  • ② じつはほとんど分煙できておらず、同じ部屋にいる人が受動喫煙の被害に遭う
  • ③ 換気扇がヤニで汚れ、清掃費用がかかることもある
  •  

    これらを総合して考えると、換気扇の下でタバコを吸うことの意味が薄らぐように感じる方もいるのではないでしょうか。

     

    それでも換気扇の下でタバコを吸うのをやめたくないという方は、近隣トラブルや家族の健康、換気扇の汚れに注意して喫煙しましょう。換気扇の汚れについてはポイントを押さえればある程度きれいに保つことができるので、実践してみるといいかもしれません。

     

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    換気扇修理の費用相場はいくら?長持ちさせるコツ

    換気扇修理の費用相場はいくら?長持ちさせるコツ│換気扇110番

     

    換気扇が壊れるとすぐに直したくなります。部屋の中には臭いがこもり、ホコリや嫌な臭いも外に出されることがありません。また湿気もたまり、部屋がカびが発生しやすくなり、人間の健康から住まいまで悪影響が出ます。換気扇は空気を外に出すだけではなく、新鮮な空気を中に取り入れる役割もあります。

     

    こうして室内の空気を循環させてくれるので、家にとってないと困る存在です。しかし換気扇も機械なため、何かのきっかけで調子が悪くなることもあります。そんなとき気になるのが、修理費用です。いったいどれくらいかかるのか、また長く使用するためのコツはあるのでしょうか。今回は換気扇の修理費用を中心に解説していきます。

     

    目次

     

    換気扇の修理費用はいくらか

    異音がする、動きが悪い、など換気扇を長く使っていると調子が悪くなってきます。換気扇が壊れたときにかかる修理費用はどれくらいなのでしょうか。修理でも故障内容にも料金は変わるのでここでは故障と費用の関係についてお伝えしていきます。

     

    換気扇の修理は状況によって異なる

    換気扇の修理は状況によって異なる

     

    扇が壊れたときはどこが悪いのかによって費用は変わります。故障原因が軽度の場合、部品を交換するなどで済むので比較的安価でおわります。しかし、換気扇自体が古いと部品がないこともあるので修理にも限界があります。

     

    古い機種はメーカーも部品の在庫がないため、修理ができません。またたとえ修理ができても修理内容によっては大きな修理となり、高額になる可能性もあります。料金次第では新品へ交換した方が安くすむこともあるので、事前にプロにメーカー種類を伝え、見積りをとってもらうのがよいでしょう。

     

    費用を抑えるコツは?

    換気扇には2種類のファンがあります。プロペラファンとシロッコファンです。キッチンではたびたびレンジフードと呼ばれるシロッコファンですが、構造は吸い込んだ空気を排気ダクトを通って外へ排出します。プロペラファンはダクトがなく、壁に直接取り付けられているので吸い込んだ空気も、すぐに外へ排出されます。

     

    このように構造や取り付けに違いがあり、それによって施工工事も変わります。壁に直接取り付けるだけのプロペラファンのほうが簡単な工事なので安くすみます。シロッコファンは天井に設置するため天裏に配線が必要となり、またダクトも必要なので複雑な分、費用が高くなりがちです。

     

    レンジフードは横幅が広くなるほど価格があがり、レンジフードの色によっても価格は変わります。機械製品というには、高機能であればあるほど価格が高くなるものです。大きなレンジフードはそれだけたくさんの空気を吸い込むため、空気の入れ替えも期待できます。その分、価格も大きくなります。

     

    最新モデルや、こだわりの機能やメーカーがないのなら型落ちを選ぶ方法も費用を抑えるポイントです。モデルチェンジをすると前回の型番は割引き価格になることが多いです。もしくは、店舗や業者が過剰に在庫を抱えていると、売り出し価格として安くなることもあります。そういったメーカー側や、店側の事情で安くなった商品を見つけるのもよいでしょう。

     

    修理は「電気工事士」の資格が必要

    最近ではDIYが流行っているので換気扇も自分で取り付けや交換、修理もしようと思う方がいます。たとえば換気扇の動きがにぶい原因が油やホコリの汚れが蓄積されてうまくファンが回転しない、といったケースではご自分でファンの掃除をして直すことは手軽にできます。

     

    しかし、配線をいじったり、内部のパーツをいじることは注意が必要です。そもそも換気扇の配線はコンセントを差すような簡易なものではなく、直結型だったりします。

     

    またON/OFFのスイッチも壁の内部に電気配線を通しています。このような配線を触るときは、必ず「電気工事士」の有資格者であることが原則です。理由は、配線というのは電気が流れているため万が一のことがあれば、感電してしまうからです。

     

    運よく感電をしなくても、素人がつなげた配線ではいつ漏電をするかわかりません。換気扇修理が必要なときは必ず有資格者にまかせましょう。

     

    どのタイミングで修理すべきか

    明らかな故障であれば、修理を考えます。変な音がする、変な臭いがする、動かないといった場合以外に、いつ修理にだすのでしょうか。とくに問題なく動いていたらなかなか修理のことは考えません。換気扇の定期的なメンテナンスをする方も少ないです。表面上では問題なくても内部では劣化が始まっていることはよくあることです。ここでは換気扇の寿命や不具合について、不具合を放置する危険性について解説します。

     

    換気扇の耐久年数はおよそ10年

    換気扇の耐久年数はおよそ10年

     

    換気扇も電化製品なので、寿命があります。換気扇の耐久年数はおよそ10年です。しかし使用環境などによって長くも短くもなります。この10年というのは、掃除をしっかりやっていて、一般的な使い方をしているときです。

     

    24時間365日回しっぱなしでは、耐久年数も短くなります。長く使用していると、いつから使いだしたのかわからなくなりますが、換気扇にはどこか目立たない場所に製造年が書かれたシールが貼られているので確認してみるとよいでしょう。

     

    ホコリやカビ、油汚れなど付着していたら、きれいに取り除きましょう。汚れたまま使い続けると10年もたたずに故障や不具合につながります。

     

    不具合が悪化しないうちに早めに修理をする

    換気扇が動かない、ガタガタと振動する、換気が弱いなど何かいつもと違った様子なら換気扇の故障が考えられます。不具合を感じたら早めの修理が必要です。故障でも初期の段階ならば、パーツの交換だけの簡単な作業で終わります。

     

    しかしそのまま無理して使用していると故障具合もひどくなり、パーツ交換どころではなく本体まるごとの交換になる可能性も高くなります。換気扇でもとくにレンジフード、シロッコファンであれば高額になるため、できるだけ出費を抑えたいと思うのなら、早めにプロへ相談しましょう。

     

    放っておくと発生する悪影響

    故障や不具合がわかっているのに、そのまま修理をせず使い続けるとよいことは何もありません。むしろデメリットばかりです。

     

    火災の可能性


    油汚れなど溜まり、そこへ配線の故障も重なれば発火するおそれがあります。

     

     

    健康被害


    新鮮な空気を入れ換えられず、部屋中に湿気やカビなどによるハウスダストで体によくありません。

     

     

    悪臭や害虫による不快感


    キッチンの換気扇になると料理から出た油などでの汚れがたまります。そこから悪臭や、害虫のエサとなります。

     

     

    近隣住民への影響


    汚れたまま換気扇を回せば、汚れて悪臭のある換気扇の臭いが外へ出ていくことでご近所へ迷惑となります。

     

    換気扇を長持ちさせるためにできること

    換気扇の寿命はあるものの、できるだけ長持ちさせたいです。ここでは長持ちさせる方法をご紹介します。

     

    換気扇用のフィルターを取り付ける

    換気扇用のフィルターを取り付ける

     

    換気扇フィルターを取り付けると、直接油汚れがつかず、内部に汚れが入りにくくなります。そのため換気扇の掃除がらくになります。

     

    また、フィルターをつけることで寿命も延びます。とくにキッチンの換気扇は油煙で取れにくい汚れがつき、ファンに不具合が起こりやすくなります。

     

    そして、このような汚れから守られるため不具合が起こる頻度を下げてくれます。外部からの虫の侵入も防ぐ役割もしてくれるでしょう。

     

    定期的に掃除を行う

    換気扇は想像以上に汚れがたまっています。見た目には気づかなくても、カバーを取るとびっくりすることがあります。ホコリや油汚れのほか、そこから発生したカビでドロドロになっています。

     

    このような状態では、吸い込みも悪く、無駄なパワーを使うので電気代も上がり、よいことはありません。吸い込みが悪いということは部屋の空気も入れ替えができなく、部屋の中にあるカビやホコリも排気されずその中で生活している人間にとってよい影響はありません。

     

    換気扇に本来の役割を果たしてもらうためには、綺麗に掃除をすることです。定期的な掃除で、汚れもドロドロになる前なので掃除がしやすくなります。カビや汚れが取れるおかげで、そこからくる異臭もなくなります。また部屋の換気ができれば衛生的な環境にもなります。

     

    掃除をすることで換気扇の故障も下げることができるので、年に3,4回ほど行うことをおすすめします。

     

    異音に気づいたらすぐに確認・修理

    違和感を感じたら、早めに確認しましょう。いつもと違う音がしたら、汚れがたまっている以外にも何か故障かもしれません。経年劣化もあるので、無理に使うのはやめましょう。配線の不具合であれば、火災へと発展することもあります。カバーを外しても何が原因かわからないなど、自分で対処ができないようであれば、プロの力を借りましょう。

     

    まとめ

    今回は、換気扇の故障をメインにお伝えしましたが、掃除がとても重要であることがわかりました。汚れがたまると掃除もしづらくなります。日頃から掃除をしておくと、簡単に汚れが落ちるので力をいれなくてもきれいになるでしょう。

     

    またフィルターをつけることで、汚れの付着防止にもなります。換気扇には寿命がありますが、長く使うためにも定期的にお手入れをしましょう。

     

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    換気扇交換費用いくら?ユニットバス・トイレ・台所

    換気扇交換費用いくら?ユニットバス・トイレ・台所

     

    換気扇とは、部屋の空気を入れ替えることで快適な暮らしができるように、また健康面でも役立っています。

     

    その換気扇が「最近動きが悪い」「部屋の空気を吸いださない」「変な音がする」などいつもと違う不調が現れたらそれは故障かもしれません。長いこと使っていたり、使用頻度が高い場所や汚れやすい環境であれば、劣化スピードもあがり、通常の寿命よりも早く不具合が起きます。

     

    換気扇が壊れて動かないと部屋の空気はよどむため、窓を開けるなど古典的な方法で空気の入れ替えをします。しかし雨の日や夜は窓を開けることはできないので、やはり換気扇がないと日常生活が困ってしまうでしょう。すぐになんとかしてほしいものです。

     

    しかし、換気扇の交換を行うとなったとき、特に気になるのが費用でしょう。そこで今回は、費用のついて高額になるポイントや換気扇の交換時期について解説します。参考にしてみてください。

     

    目次

     

    換気扇の交換費用の相場はいくらなのか

    換気扇を取り付ける経験がある人は少ないでしょう。新築を建てたときに換気扇設置も含まれますが、いろんな工事費用に紛れて覚えていないことがほとんどです。そのため、いざ換気扇が壊れて、新しく交換となってもおよその料金も見当がつかない方がほとんどでしょう。換気扇交換の費用について、どこで差がでるのかなどお伝えします。

     

    換気扇のタイプによって金額が変わる

    換気扇のタイプによって金額が変わる

     

    一般家庭にある換気扇は、主に「キッチン」「浴室」「トイレ」の3つです。まずそれぞれ換気扇の役割が違うため、大きさや種類が違います。

     

    【キッチン】


    いちばん高額になりがちなのがキッチンです。キッチンの換気扇のファンはプロペラファンとシロッコファンの2種のどちらかが使われています。プロペラ式からプロペラ式に交換するときは取り付けだけで済みますが、換気扇本体ごと交換をすると電気配線工事が必要となるため、部品交換よりもお値段はあがります。

     

    またプロペラ式からシロッコ式に替えると、排気ダクトの設置場所も変わるため大きな改良工事が必要になるため、交換費用だけではなく工事代も上乗せされます。ファンの形状だけでいえばシロッコよりプロペラの方が安価です。

     

     

    【浴室とトイレ】


    この2箇所は交換費用にあまり差がありません。キッチンと同様、プロペラよりもシロッコも方が若干料金が上がります。プロペラが取り付け工事のみですが、シロッコは天井裏の配線やダクトの取り付け工事が必要になるため工事費用はかかります。

     

    料金に差が出るポイントは、換気扇以外の機能がついているときです。たとえばトイレでは人感センサー付きだったりと換気扇以外と連動しているため修理交換費用が上がります。

     

    場合によっては高額になる可能性も…

    換気扇の交換費用には幅があります。数万円でおわることもあれば数十万となることもあります。これは工事内容が大きく関わってきます。複雑な工事がなければ、製品代や施工代など合わせても高額になることはありません。ではどんな状況になると料金が高くなるか、説明します。

     

    ・電気系統が故障している

    換気扇は電気でつながっています。異音がする、スイッチの接触が悪いときは電気系統が原因な可能性があります。

     

    ・配線工事が発生する

    もともとついている配線を利用しての交換なら工事も簡単ですみますが、新しく取り付ける場合や、思わぬ配線トラブルが見つかったときは大掛かりな工事になる可能性があります。

     

    ・古いダクトの劣化による交換

    換気扇ダクトが腐食している、雨水が流れ出してるなど老朽化するとさまざまなトラブルにつながります。このようなダクトは新しく交換が必要です。

     

    ・換気扇の機種による工事

    古い機種から新しい機種に交換すると、寸法規格が変わっていることがあります。埋め込み式では埋め込み穴を拡大する可能性もあります。

     

    ・換気扇の機能アップ

    換気扇には便利な機能付きがあります。乾燥、暖房などこういったプラスの機能があると料金もあがります。既存の普通の換気扇より充実した機能付きの換気扇へ交換すると料金も高額にあります。

     

    ・スイッチをタイマー付に交換

    換気扇の切り忘れ防止のため、ただのスイッチをタイマー付きに変更すると専用の配線をひくため工事が必要です。

     

    換気扇を交換するタイミング

    換気扇には寿命があります。使い方や使用頻度や使用する場所によって変わりますが、おおよそ8~10年です。この頃になると、全体的に劣化しトラブルになりやすくなります。

     

    表面上には、問題なく動いているように見えても、実際は換気能力が落ちてくることでしょう。寿命過ぎている換気扇は交換や修理をおすすめしますが、寿命以外に交換するタイミングにはどのような症状がでるのかを紹介していきます。

     

    異音・異臭がする

    異音・異臭がする

     

    ゴーとなる異音


    このような重たい音がしたときはファンやプロペラに油汚れやホコリがつまっている可能性が高いです。汚れが蓄積されて、ファンやプロペラが重くなりうまく回転ができないのです。

     

     

    キュキュキュッとなる異音


    換気扇は回転しやすいように軸に潤滑油が塗られています。このような乾いた音は、潤滑油不足によるものなのです。換気扇の使用頻度が高いほど、潤滑油も切れてしまいます。

     

     

    ジーとなる異音


    サビが原因でこのような音がなることがあります。内部やモーターは、湿気が高い環境に長いことさらされると湿気や水滴でサビが発生します。

     

     

    カラカラとなる異音


    これは軸がスレている音です。ズレる原因は、継続使用により軸が変形したり破損してしまうことです。

     

    異音がすると「壊れた」と思いがちですが、掃除や簡単なメンテナンスで改善できることもあります。しかし、改善方法がなく交換をすることがいちばんよいケースもあるのでプロへ相談してみるとよいでしょう。

     

     

    異臭について


    換気扇が停止しているときに臭うなら、換気扇に汚れが付着していることが原因かもしれません。動いているときに臭いが気になるなら、換気能力が落ちて室内の空気がうまく排出できていないことが考えられます。また、焦げくさい臭いならモーターや配線などが劣化により焼け付いている可能性もあります。

     

    振動・音が大きくなってきている

    振動ややけに響く、音のボリュームが大きくなったときの考えられる原因は

     

  • ・カバーの裏側に結露の水が溜まっている
  • ・カバーが外れている
  • ・ファンにゴミが付着している
  •  

    があげられます。カバーを外して、掃除をしてしっかりカバーを取り付けても直らなければ寿命がきたのかもしれません。

     

    電源を入れても起動しない

    電源を入れても動かない原因は

     

  • ・汚れている
  • ・電気回線のトラブル
  • ・故障
  •  

    です。油やホコリで汚れていると、軸に負担がかかり故障となるので掃除をしてください。電気回線トラブルは、なんらかの不具合で電気が流れていないのでしょう。感電する危険もあるのでプロへ点検を頼むことをおすすめします。

     

    部品の故障は、経年劣化も考えられます。内部の部品が故障なら部品だけの交換修理で終わりますが、経年劣化による全体的な損傷であれば思い切って交換が必要でしょう。

     

    換気機能が低下して臭いがこもる

    臭いがこもるようでは、本来の換気扇としての機能を果たしていません。フィルターやファンの汚れが原因ではないのなら、単純に経年劣化の可能性が高いです。機能低下は1年に10%ずつ落ちるともいわれています。寿命が8~10年なので、使用してそのくらい経つようなら交換時期だという証です。

     

    最新の便利な換気扇機能

    換気扇を交換する機会は、頻繁に訪れません。せっかく交換をするのなら使いやすく、便利な機能がついている商品にしてはいかがでしょうか。

     

    衣類乾燥機能

    衣類乾燥機能

     

    雨が続く、外に干すと花粉がつくなど室内で洗濯物を乾かすときに便利なのが乾燥機能です。湿った洗濯物を室内に干していると、湿気がたまり、カビや結露の発生原因にもなります。そんな湿度もなくしてくれる効果もあり、生乾きの嫌な臭い予防にもなります。

     

    また、せっかくおしゃれなリビングに洗濯物がたくさん干されていると台無しになってしまいます。雨の日でも干す場所がある場合や乾燥機を使用される場合は不要ですが、ない場合は機能がついている方をおすすめします。

     

    暖房機能

    冬に重宝する暖房機能です。寒い冬、裸になって浴室に入るのは勇気が入ります。しかし暖房機能がついていると、浴室も暖かくお風呂も快適に過ごせます。

     

    また室温が上がれば湯船の温度も下がりにくいので追い炊きをする回数も減ります。高齢の方に心配なヒートショックも対策できるでしょう。※ヒートショック…温度の急激な変化で脈拍や血圧に負担がかあkり、心筋梗塞や脳卒中を起こすこと。

     

    送風機能

    冷房とは違って、温度を極端に下げることはしません。夏の暑い日や長風呂をするときは送風機能があると、ムシムシせずのぼせることもありません。また、浴室を使用した後に送風にしておくことで水滴を飛ばすこともできます。

     

    まとめ

    換気は、家族にも住まいにも必要です。新鮮な空気を取り入れ、汚れた空気を外に出すことで、体に有害な物質を追い出します。換気扇が故障すると、部屋の中にはホコリはたまり、湿度も上がり、住まいにとってもよくありません。
    換気扇には寿命があり、劣化もします。程度によっては簡単な修理で終わりますが、時には大きな工事を必要になるため高額な出費にもなるでしょう。

     

    交換時期のタイミングについてもお伝えしました。ご自宅の換気扇の調子が悪いと思った時は、今回の記事を参考にしてみてください。そして料金のこと、新しい機能のことについて専門のプロと相談をして、どんな換気扇が自分には必要かよく考えましょう。

     

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    換気扇の掃除は業者に任せる場合の価格はいくら?

    換気扇の掃除は業者に任せる場合の価格はいくら?

     

    換気扇には、油汚れやホコリが溜まっていきます。掃除を怠っているとどんどん悪化してしまい、頑固な汚れになってしまいうでしょう。そのため、一回一回の掃除が大変になってしまいます。自分で掃除するのが困難な状態や、掃除をするのがめんどうだという場合は、業者に換気扇の掃除を依頼するといいでしょう。

     

    業者に依頼するとなると気になるのが費用です。今回はどのようなことで費用が発生するかなどを紹介していきます。また、業者に依頼したときの作業内容なども解説するので、事前に読んでおくと安心かもしれません。

     

    目次

     

    換気扇のお手入れをプロに依頼時の費用相場

    換気扇のお手入れはなかなか自分ではキレイにできないことが多いです。もし、お手入れのプロに依頼いたときの費用はいくらかかるのでしょうか。詳しくご紹介します。

     

    大手業者と個人業者で金額に大きな違いがある

    大手業者と個人業者で金額に大きな違いがある

     

    業者には、大手業者と個人業者があります。業者によって費用が異なることももちろんですが、大手か個人かによっても費用は変わってくるのです。

     

    比較的、個人業者の方が安く済む傾向にあります。しかし、業者を選ぶときに大切なものはどれだけ安いかではなく、費用に見合った作業をしてくれるかです。業者によって作業内容や費用設定も違うので、事前に詳しく調べておきましょう。

     

    所要時間は2~3時間ほどかかる

    レンジフードタイプの換気扇の掃除にかかる時間は約2時間程度です。これは大手業者、個人業者どちらも同じくらいとなっています。プロペラタイプの場合は分解の時間があまりかからないので、作業時間も短くなります。キッチン全体を依頼した場合は、追加で1~2時間長くなるので注意しましょう。

     

    セットプランを選ぶ方が良い

    換気扇の掃除だけでなく他の水回りのも一緒に依頼すると、割引をしてくれる業者もあります。せっかく依頼するのですから、なかなか自分では掃除が難しい場所も一緒に依頼するといいのではないでしょうか。

     

    他の掃除箇所としては、キッチン周りの清掃や、浴室、トイレの換気扇などがあります。業者によってセットプランを行っていないこともあるので、状況によって業者を選ぶといいかもしれません。

     

    汚れの深度や異臭の強さなどで金額が変動することは少ない

    汚れの頑固さで金額が変動することは少ないです。あまりにも手間がかかる場合は別ですが、追加料金が発生することは滅多にありません。突然、追加料金が発生したら業者の人にきちんと詳細を確認しましょう。また、業者に依頼する前に確認しておくことが一番安心です。追加料金はどのようなことで発生するかなど、気になることは質問しておきましょう。

     

    換気扇のプロはどのような事までしてくれるのか

    業者に換気扇の掃除を依頼したら、自分ではできないような作業をしてくれます。業者ならでは道具や材料を持っているので、同じ作業を行っても完成度は違ってくるでしょう。フィルターやカバー部分の油汚れの掃除はもちろん、お部屋の悪臭なども解消してくれます。下記にて、業者が行ってくれる掃除内容を詳しく解説していきます。

     

    換気扇本体内部洗浄

    換気扇本体内部洗浄

     

    換気扇の内部も汚れやホコリが付着しています。自分では掃除しにくい細かい場所も、業者の人はしっかりと掃除してくれます。基本的には、中性洗剤など油汚れをとるためのものをつけおきしてふき取るという作業になります。業者ならではの道具も使用したりするので、自分で掃除するよりもキレイになるでしょう。

     

    フィルター掃除

    換気扇の本体となるもので、ファンの手前にある板がフィルターです。換気扇の掃除の中でも、フィルターの油汚れがもっとも手ごわいといわれています。重曹やセスキ炭酸ソーダを使用した掃除を行ってくれるでしょう。フィルターの掃除も基本的につけおき洗いをすることが多いです。

     

    ファンの掃除

    換気扇のもっとも奥にあり、換気扇の一番大切な仕事をしてくれるのがファンです。ファンには「プロペラファン」と「シロッコファン」の2種類があります。

     

  • ・プロペラファン…名前の通りプロペラの形をしており、昔ながらの換気扇
  • ・シロッコファン…円筒型のファンで、最近導入されることが多い
  •  

    業者の人はそれぞれの種類にあった方法で掃除してくれます。

     

    依頼前に質問すべきこと

    基本的には上記の3つを行ってくれるでしょう。しかし、業者によって作業内容はさまざまなので、自分が一番力を入れてほしい部分が掃除範囲ではなかったというケースもあります。

     

    そのため、依頼をする前にどのような掃除を行ってくれるのかの確認をしておきましょう。また、事前に力を入れてほしい箇所を伝えておくと、より満足のいく結果になるのではないでしょうか。上記でも紹介しましたが、追加料金の有無も確認しておくと安心です。

     

    換気扇掃除を業者におこなってもらうメリット

    換気扇の掃除は、自分で行うことも業者に依頼することもできます。しかし、自分で行ったときと業者の人に依頼した時は、完成度が違います。業者の人はさまざまな知識や道具をもっています。

     

    そのため、自分ではできないような場所を作業したり、頑固な汚れもキレイにしてくれるのです。自分では困難だと感じたら、業者の人に任せるといいかもしれません。下記にて、業者に依頼することもメリットや、自分で行う清掃の限界などを解説していきます。

     

    自力での清掃には限界がある

    換気扇本体内部洗浄

     

    自分で換気扇の掃除を行うときは細部にまで目が届きにくいので、汚れやほこりが残っていることが多いです。汚れ残りがあると、さらに汚れやほこりが付着しやすくなってしまうので、掃除の頻度が上がってしまいます。

     

    業者の人などプロであれば、材質を傷つけることなくきれいに清掃してくれます。その後の個人でのお手入れも簡単になるのではないでしょうか。

     

    換気扇の掃除は時間がかかる

    換気扇は分解後につけおきして汚れをこすらないと落ちにくいので、時間や手間、力が必要になります。また、換気扇は高い位置にあるので、作業するときには注意をしなくてはなりません。

     

    落下してケガをしてしまう可能性もあります。力作業もありますし体に負担がかかってしまうので、女性や高齢者の方には困難かもしれません。作業をするのが不安な方は、業者お任せするようにしましょう。

     

    シロッコファンの取り扱いが難しい

    上記でも紹介しましたが、換気扇のファンには「プロペラファン」「シロッコファン」の2種類があります。プロペラファンの掃除は比較的簡単におこなえますが、シロッコファンは羽の数が多いうえ、構造がやや複雑なので扱いにくくなっているのです。

     

    そのため、細かいところまできちんと掃除できていないというケースも多くみられます。自分でシロッコファンの掃除をおこなうのは困難だと感じたら、業者に依頼とするといいでしょう。さまざまな道具を持っているので、自分ではできないような掃除もしてくれます。

     

    まとめ

    この記事では、換気扇の掃除を業者に依頼したときの費用や、業者に任せるメリットなどを紹介してきました。中でも重要なことをまとめていきます。

     

  • ・換気扇の掃除を怠ると汚れだけでなく悪臭が発生することもある
  • ・大手業者よりも個人業者の方が比較的安い
  • ・大切なのは費用の安さではなく掃除内容や金額にあった作業をしてくれるか
  • ・レンジフードタイプの業者の掃除時間は2~3時間ほど
  • ・換気扇だけでなくほかの水回りも一緒に依頼した方がお得なケースもある
  • ・事前に重点的に掃除してほしい場所を伝えるとよい
  • ・業者に任せると自分ではできないような掃除もしてくれる
  • ・換気扇のファンにはプロペラファンとシロッコファンがある
  • ・プロペラファンよりシロッコファンの方が掃除するのが困難
  •  

    このようなことを記事で紹介しました。換気扇は放っておくとどんどん汚れやホコリが溜まっていきます。頑固な汚れになり掃除するのが大変になってしまうので、定期的に掃除しておくことが大切です。

     

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    マンション換気扇交換のすすめ!換気扇には寿命アリ

    マンション換気扇交換のすすめ!換気扇には寿命アリ

     

    レンジフードや浴室、トイレ、ユニットバスなど家の中で換気扇はいくつも使用されています。戸建住宅でもマンションでも変わらず換気扇は使用します。しかし、住宅の条件によって換気扇の種類や設置のされ方は異なります。

     

    ここではマンションの換気扇に焦点を絞って、マンションで多くされる換気扇の種類や交換方法、交換したほうがよい時期などについて紹介していきます。換気扇をきれいに掃除しているのに気になる臭いが無くならないといったトラブルの原因についても消化していきます。換気扇の交換を考えている方や換気扇の不調を感じている方はぜひ参考にしてみてください。

     

    目次

     

    換気扇の交換方法

    住宅に使用される換気扇は大きく2つのタイプがあります。プロペラファンとシロッコファンです。これらの違いは空気の排出方法です。

     

    プロペラファンは吸い込んだ空気がそのまま屋外に排出され、シロッコファンはダクトを通じて屋外へ排出されます。そのためシロッコファンを使用すれば屋外に面した壁でなくても換気扇を取り付けることができるため、マンションやアパートなどの換気扇のほとんどはシロッコファンが使用されています。

     

    ここで紹介する交換方法は、このシロッコファンの交換です。新しい換気扇を購入する際もシロッコファンとプロペラファンを間違えないようにしましょう。

     

    換気扇の交換や修理を自分でおこなうという人もいるでしょう。そんな換気扇の交換について1つ覚えておきたいのが、換気扇の交換には電気工事士の資格が必要ということです。交換作業の最中には配線の取り外しなどもおこなうため、正しい知識無しに作業するのは危険です。電気工事士の資格がある人がおこなうようにしましょう。

     

    1、ブレーカーを落とす

    1、 ブレーカーを落とす

     

    換気扇交換をするときは必ずブレーカーを落とします。換気扇のスイッチを切るだけで大丈夫と考える方は要注意です。場合によっては導線に触れるかもしれない作業を行うため、何がきっかけで感電してしまうかわかりません。必ずブレーカーを落としてから作業するようにしましょう。

     

    家全体のブレーカーを落とす必要はありません。トイレや浴室など作業場所のブレーカーのみを落としておけば大丈夫です。

     

    ブレーカーを落とすと部屋が暗くなるので、作業が難しくなります。作業がしやすくなるように、事前に懐中電灯などの明かりを用意しておきましょう。作業では両手を使いますので、片手で懐中電灯を持っていなくてもいいように、ランタンのように置いておける懐中電灯がおすすめです。

     

    2、カバーと本体を取り出す

     

    カバーを外す


    本体を取り出すためにまずはカバーを外します。カバーはバネで引っ掛けてあるものが多く、引っ掛けてある部分を外せば取ることができます。
    引っ掛けてある部分が見えない場合は少し下に引っ張ってみましょう。引っ張ってできた隙間から覗いてみると、引っ掛けてある部分が見えます。メーカーによって異なることもありますが、大体の換気扇はこの方法でカバーを外すことができます。

    交換する新しい換気扇に説明書が付属されていると思いますが、その説明書にもカバーの外し方や付け方の手順が乗っていることが多いので、そちらも確認してみてください。

     

     

    換気扇を止めているネジを取り外す


    カバーを外すと換気扇本体が4本のネジで天井に固定されているのが見えます。これらのネジをすべて外しましょう。換気扇はダクトや配線などと繋がっているためネジを外したあとも換気扇が落下してくるといったことはありません。

     

     

    換気扇と繋がっているダクトと配線を外す


    換気扇本体を取り外すためにダクトと配線を外します。点検口から換気扇とダクトが繋がっているのを確認したのち、まかれたアルミテープを外していきます。その後、繋がっている配線を抜きます。

     

     

    換気扇を取り外す


    ダクトと配線が外れたら換気扇を天井から取り外すことができます。換気扇を持って下から引き抜きましょう。

     

     

    マンションにおける換気扇交換の注意点


    マンションによっては、カバーを外しても換気扇を止めているネジ部分が見えないことがあります。これは、マンションを建てる過程で換気扇工事を先におこない、その後天井を作ることがあるため、ネジ部分に天井が被っているからです。

     

    その場合は被っている天井部分を削らなければ固定ネジを外せないのです。ボードカッターなどを使って天井を切っていき、固定ネジが見えるまで切り進めましょう。固定ネジが見えてからは通常の手順と同じように換気扇を外していきます。

     

    3、配線をつなぎ直す

    まずはダクトと新しい換気扇をつなげます。ダクトと換気扇のダクト部分をアルミテープで巻き付ければ、ダクトとの接続は完了です。次に先ほど外した配線を接続します。

     

    4、新しい本体を取り付ける

    新しい本体とダクト、配線は繋がっているので、本体を天井へはめ込みます。換気扇が天井にきちんとはまったら、ネジを外した4箇所をネジ止めします。そして初めに外したときと逆の手順でカバーを取り付け、換気扇の交換は完了です。

     

    換気扇の交換費用はいくらかかる?

    換気扇の交換費用と聞いて適切な費用がわかる人は多くはないでしょう。業者へ交換を依頼するときに、適切な費用を知らないと必要以上に支払っていたということも起こりかねません。換気扇の種類によっても施工費用は大きく異なります。ここでは換気扇の種類によってなぜ費用が異なるのか、業者へ依頼する際に気を付けておきたいポイントについて紹介します。

     

    プロペラファンよりシロッコファンの方が高くなる

    プロペラファンよりシロッコファンの方が高くなる

     

    先ほど紹介したように、住宅で使用される換気扇にはプロペラファンとシロッコファンがあります。プロペラファンは非常に簡単な作りになっており、商品自体の値段も安く、施工も比較的簡単におこなうことができます。対してシロッコファンは複雑な形状であるため商品自体の価格も高い傾向にあり、施工にも少し時間がかかります。

     

    施工内訳を確認する

    換気扇交換業者のホームページのトップに大きく書かれている値段はプロペラファンの交換費用だったということがあります。シロッコファンを交換する場合はその費用よりももう少しかかるため、きちんと確認するようにしましょう。

     

    業者へ依頼する場合、まずは見積りを取ることが大切です。金額の内訳をみて不自然な金額がないか、商品の値段は適切でも施工費用が高額になっていないかなどを確認しましょう。

     

    少しでも安くしたい場合は…

    換気扇交換の費用を抑えるためのポイントは、換気扇交換費用の相場を知っておくということです。相場を知らなければ、見積りをして提示された金額が適切かどうかを判断することができません。

     

    相場を知るために、複数の業者から相見積りを取るのがおすすめです。そうすることでどの程度の値段が標準なのかがわかり、納得のいく値段を見つけることができます。また、適切な値段を知っておくことで施工内訳を確認したときに不自然な金額がないかを確認することができます。

     

    初めから1つの業者に絞って依頼してしまわずに、まずは相見積りしてみるのがよいでしょう。

     

    換気扇の交換タイミング

    換気扇が動かなくなってしまったときはもちろん、そうでないときでも交換したほうがよいタイミングがあります。まだ使えるけれど、実は交換したほうがいいタイミングだったということもあります。ここでは換気扇を交換したほうがよい時期やサインについて紹介していきます。

     

    寿命の可能性

    寿命の可能性

     

    換気扇は使用していくにつれてモーターの性能が落ちていき、回転数が落ちたり動かなくなったりしてしまいます。7年から10年ほど使用するとこのような不調が現れます。1年中回しっぱなしなど使用頻度が非常に高い場合は、5年ほどで故障することもあります。

     

    長く使っている換気扇はこのように寿命で性能が落ちたり使えなくなったりします。寿命によって故障したときは交換しましょう。

     

    異音が酷い場合

    換気扇から鳴る異音を聞いたことはありますか?この異音は内部の部品が変形することで鳴るようになります。部品の変形以外にも内部にホコリやゴミが蓄積することでもモーターに不調をきたし異音が鳴ることがあります。

     

    このような不調はいずれ大きな故障へ繋がるため、気づいたときはなるべく早めに交換しましょう。

     

    掃除をしても臭いや汚れがひどい時

    換気扇は空気を吸い込み排出するためホコリやゴミなどが溜まりやすい場所です。また浴室の換気扇は水垢なども付き、ファンやモーターが錆びてしまうこともあります。

     

    換気扇をきれいに掃除したつもりでも、見えない場所にたまった汚れによって臭いが取れなかったり、掃除では取れないほど汚れがひどかったりしたときには交換したほうがよいでしょう。

     

    溜まったゴミや錆びはモーターに影響し、故障へ繋がりやすくなります。汚れが取れない以上改善することはできないため、交換してしまうのがよいでしょう。

     

    換気扇のダクトも見た方が良い

    換気扇はすっかりきれいに掃除できたはずなのに、臭いが無くならないというケースがあります。換気扇の臭いや汚れがひどいときは、換気扇だけでなくダクトも確認してみましょう。ダクトに汚れが溜まっていると、換気扇を掃除したり交換したりしても異臭が取れないことがあります。

     

    まとめ

    換気扇の交換方法、交換を依頼する際のポイントや交換の時期について紹介してきました。マンションの換気扇の交換を考えている方は以下のことをもう一度確認しておきましょう。

     

  • ・ダクトでの排出が必要なマンションの換気扇ではシロッコファンが使用されている
  • ・交換作業をするときは必ずブレーカーを落とす
  • ・施工相場を知るために相見積もりをするとよい
  • ・寿命以外にも汚れなどが原因で故障することがある
  • ・換気扇に不調が現れると故障につながる可能性が高いため交換を検討してみる
  •  

    換気扇の不調に悩んでいる方、交換のタイミングを考えている方は、ぜひ上記のことを参考に換気扇交換を検討してみてください。

     

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    トイレの換気扇から異音や故障した時の簡単対処法

    トイレの換気扇から異音や故障した時の簡単対処法

     

    これまでは使用できていたのに、ある日突然「異音がするようになった」「挙動がおかしくなった」といった換気扇のトラブル。このようなトラブルは突然起こることが多いですが、原因は長年蓄積されたものであることがほとんどです。

     

    ここでは換気扇トラブルとしてよく挙げられるものをご紹介していきます。それらのトラブルは何が原因で発生するのか、解決するためには何をしたらよいのか、修理・交換の際に注意すべきポイントについて解説していきます。換気扇の異変にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

     

    目次

     

    換気扇の様子で原因を特定する方法

    最近換気扇の様子がいつもと違う、と感じている方は要注意です。放っておくことでその異変は大きくなり、いずれ故障につながってしまう可能性があります。換気扇の異変としてよく挙げられるのが、「異音」「異常な振動音」「吸引力の低下」「異臭」などです。

     

    これらの異変は何が原因で起こるのでしょうか。ここでは換気扇で起こる異変について紹介していきます。

     

    異音がする場合

    異音がする場合

     

    換気扇から鳴る異音を耳にしたことはありますか?「音の原因はわからないし、直し方もわからないため放置する」という方は要注意です。換気扇から異音が鳴るというのは、危険な状態のサインです。

     

    換気扇から異音が鳴るというのは、部品が故障していたり経年劣化が原因ということが考えられます。そのため、放っておけばいずれ換気扇が故障して使用できなくなってしまいます。

     

    異音の原因として非常に多いのが汚れです。空気を吸い込むため換気扇はホコリが溜まりやすく、異音の原因になります。換気扇の汚れをきれいに掃除することで異音が無くなる場合もありますが、すでに汚れによって部品が損傷し、元通り使用できなくなっているというケースもあります。換気扇を長く使用するために大切なのはこまめな掃除です。

     

    異音にはさまざまな種類があります。

     

    「ゴー」「ブォー」という音


    これはホコリなどの汚れ、またカビによってファンやプロペラが重たくなっているサインです。ファンやプロペラが重たくなると回転バランスが崩れてしまうため、このような音が発生します。

     

     

    「キュキュキュ」「チチチ」という音


    このような乾いた音が鳴るときはプロペラやファンの軸のオイル不足が原因です。もともと購入時にはプロペラやファンの軸に潤滑油が塗られています。それによりスムーズに回転することができていましたが、長く使用しているうちに潤滑油が削れていき、オイル不足になりこのような音を引き起こします。

     

     

    「カラカラ」「カカカ」という音


    長く使用しているとこのような異音が鳴ることがあります。この音は長期的に使用することでモーターの軸が変形したり破損したりして鳴る異音です。

     

    また、モーターの軸にホコリがこびりつくことでも鳴ることがあります。軸の破損、ホコリの付着などにより軸がずれてしまうことがあります。軸のずれによりこのような音が鳴り、そのまま使用を続ければ故障につながる可能性もあります。

     

    この場合は掃除やオイルを塗ることでは解決できず、軸の破損を直し、ずれを戻さなければなりません。分解して直そうとすると故障につながる可能性もあります。この場合は業者へ修理・交換を依頼しましょう。

     

    異常な振動音がする場合

    換気扇を使用したとき、異常な振動音がすることがありますが、これにはさまざまな原因が考えられます。

     

  • ・ファンに付着したホコリなどの汚れが原因で回転軸がずれている
  • ・軸自体が曲がったり破損したりしている
  • ・ネジが緩んでいる
  • ・ファンが故障している
  •  

    これらの可能性のうち実際には何が原因なのかを特定するためには、分解し直接見て調査する必要があります。しかし、素人の手による分解作業は、故障につながるかもしれないので危険です。かといって放っておけば、換気扇が使えなくなってしまうかもしれません。異常な振動音を確認したときは業者へ調査を依頼するようにしましょう。

     

    吸引力が低下している場合

    換気扇を稼働しているはずなのにイマイチ臭いが取れないというときは、汚れやモーターの劣化が考えられます。ファンにホコリが溜まっている場合はファンの働きが低下し、いつも通り空気を吸い込むことができません。そのためトイレの臭いがイマイチ取れないという状況につながるのです。また、モーター自体が劣化している場合にも同じような状態になります。

     

    ホコリなどの汚れの付着はこまめな掃除で対策することができますが、モーターの劣化は長く使用するうえでは仕方がないことです。放っておけば換気扇自体が壊れてしまうかもしれませんので、修理や交換を考えた方がよいでしょう。

     

    異臭が酷い場合

    換気扇のトラブルで多いのがこの異臭です。これはファンや換気扇内部に付着した汚れが原因で起こる場合が多いです。付着した汚れにより吸引力が低下し、結果異臭が発生してしまいます。また浴室などに多いのがカビによる異臭です。換気扇内にカビが大量に発生することで嫌な臭いが発生します。

     

    これらは汚れを掃除することで解決できます。重曹やアルカリ性洗剤を使ってきれいにしましょう。

     

    トイレの換気扇がおかしいときは

    換気扇では異音や異常振動、吸引力の低下や異臭などさまざまな異変が起こるかもしれません。これらの異変に気が付いたとき、どのような対処をすればよいのでしょうか。ここではトイレの換気扇に異変が起こったときの適切な対処法について紹介していきます。

     

    交換する

    交換する

     

    換気扇自体に問題がある場合、換気扇の交換をしてしまえば問題は解決します。しかし交換にも費用が掛かりますから、できることなら交換をせずに済ませたい、と思うことでしょう。以下のような症状が見られたら、交換のサインととらえたほうがよいです。

     

  • ・内部が破損している
  • ・モーターが劣化している
  • ・モーターの軸がずれている
  • ・電源が入らない
  •  

    これらの状態は掃除やオイルなどによって解決することはできません。部品を交換しなければいけない状態ですので業者へ連絡するようにしましょう。

     

    掃除をする

    換気扇からの異音、吸引力の低下などは汚れが原因で起こっていることが多いです。換気扇は空気を吸い込むため非常に汚れが付着しやすいです。こまめに掃除しておくに越したことはありませんが、汚れが溜まってしまった状態であっても一度すみずみまできれいにしてみましょう。

     

    換気扇内がきれいになることで異音の発生原因が無くなったり、異臭が緩和されたりして換気扇効率が向上する可能性もあります。掃除にはアルカリ性洗剤や重曹など、油汚れに適した洗剤を使用することでしつこい汚れを落とすことができます。あまりにも汚れがこびりついているときは、洗剤につけ置きすると汚れを落としやすくすることができます。

     

    オイルを挿す

    プロペラやファンの軸がオイル不足になっていることで引き起こされる異音は、オイルを挿して改善しましょう。換気扇に使用するオイルは、ホームセンターなどで購入することができます。塗りすぎたときには使用時に油が飛び散る可能性もありますので、使用する前にふき取っておきましょう。

     

    ネジを締め直す

    換気扇内にあるネジが緩んでいることにより異音が発生したり、異常に振動したりすることがあります。この場合はネジを締め直してあげることで改善することができます。むやみに分解することで故障につながることもあり、どのネジが緩んでいるのかを判断するのが難しいこともありますので、換気扇のプロへ依頼してみるのがよいでしょう。

     

    トイレの換気扇・修理のポイント

    トイレの換気扇を修理したいと考えている方に、一度確認してほしいポイントがあります。自力で交換・修理をしようとしている方が気を付けるべき「資格」について、施工の際に必要な道具について、業者へ依頼する際にぜひおこなってほしい相見積りについて紹介していきます。

     

    交換・修理には「資格」がいる可能性が高い

    交換・修理には「資格」がいる可能性が高い

     

    換気扇を交換・修理する際に必要な資格は「電気工事士」の資格です。換気扇の種類によってはこの「電気工事士」の資格が必要な場合とそうでない場合があります。

     

    その判断基準は換気扇がどこから電力を供給しているのかです。コンセントから電力を供給している換気扇の場合は、資格を持ってない人が交換しても問題ありません。しかし、導線で電力を供給している換気扇を交換する場合は「電気工事士」の資格が必要になります。

     

    換気扇の多くは導線で電力を供給しているため、電気工事士の資格なしに交換することはできません。コンセントで電力を供給するタイプの換気扇だった場合は自力で交換することができます。

     

    ライトを用意する必要がある

    換気扇を交換するときには必ずブレーカーを落とさなければなりません。そうしなければ、万が一が起きたときに感電してしまう可能性があるからです。家全体のブレーカーを落とす必要はありませんが、トイレに電力がいかないようにブレーカーを落としておきましょう。

     

    その場合、トイレの電気をつけることができません。窓があるとしても少し薄暗い中での作業になりますので、あらかじめライトを用意しておきましょう。ライトは光を上に向けて床に置いておけるタイプの懐中電灯やランタンなどが便利です。また、換気扇のある天井裏は非常に暗いため光源がしっかりと確保できるものがおすすめです。

     

    業者に依頼をする時は相見積りがおすすめ

    掃除やオイル挿しでは解決できず、自分で交換できないというときには業者へ修理・交換を依頼することになると思います。しかし、換気扇交換の相場がいくらくらいなのかわからないという方が多いでしょう。業者によっては通常よりも高い費用を提示するものもあるため、どの程度の金額が適切なのかを知っておくほうが安全です。

     

    相場がわからない、というときには相見積りをしてみましょう。複数の業者で同じ条件を伝え、施工費用を見積りしてみます。そうしてさまざまな業者の見積り金額を見て、どの程度が適切なのか、自分の納得のいく金額はどの程度なのかを判断しましょう。

     

    初めから1つの業者にしぼってしまうと、「思ったよりも費用のかかる業者だった」後から後悔することになるかもしれません。一度相見積りをして施工費用を見定めてみましょう。

     

    まとめ

    換気扇の異変が何によるものなのか、当てはまるものはありましたか?換気扇の修理や交換は資格が必要になることもあり、注意が必要です。今一度以下のことを確認しておきましょう。

     

  • ・換気扇内の汚れによって異音、吸引力の低下、異臭が引き起こされることがある
  • ・内部の破損や劣化、電源が入らないといった場合は交換が必要
  • ・掃除だけでなくオイル挿しやネジ締めといったメンテナンスで解決する場合がある
  • ・自力で交換したいときは換気扇の電力供給方法を確認する
  • ・業者へ依頼するときは相見積りをして費用を見定める
  •  

    以上のことに気を付けて、換気扇の修理・交換をおこないましょう。

     

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    マンション換気扇お掃除法と注意したいポイント3つ

    マンション換気扇お掃除法と注意したいポイント3つ│

     

    アパートやマンションには、決まった種類の換気扇がついていることが多いのをご存知でしたか? キッチンやトイレ・浴室など住宅の中でもさまざまな場所についている換気扇ですが、日常生活に不可欠で使用頻度が高いぶん、汚れやすいのが難です。

     

    今回は、マンションの換気扇の換気扇掃除について、その方法と注意点をご紹介します。換気扇を正しく管理して、より快適な毎日を過ごしましょう。

     

    目次

     

    マンション換気扇の掃除方法

    マンションの換気扇を掃除するためには、どのような方法をとればいいのでしょうか。ここでは、マンションに設置されていることが多い「シロッコファン」の掃除方法をご紹介します。安全に、より綺麗に掃除をおこなうには、どのようなポイントを押さえるとよいのでしょうか。

     

    1、ブレーカーを落とす

    1、 ブレーカーを落とす

     

    まず大切なのは、しっかりとブレーカーを落とすことです。通電している状態で掃除をしようとすると、まちがって電源が入ってしまったときにとても危険です。

     

    多少面倒でもきちんとブレーカーを落とし、電気の流れを止めます。そのあとは、ゴム手袋を装着して近くに新聞紙を敷くなどして、掃除の家庭で触れる汚れへの対策を万全にしておくのも大切です。

     

    2、カバーと換気扇を取り外す

    次に、カバー(フィルター)を取り外します。換気扇にはたいていカバーがついているため、ネジで留めてある場合はネジを外してカバーを取り外します。どこにもネジが見当たらない場合は、カバーを上に持ち上げて、手前に引けば取り外すことができます。

     

    カバーを取り外したら、次はファンです。フィルターを外すと羽根が見えると思います。羽根の手前には、ベルマウスという円盤があるので、固定しているネジを指で回します。数か所のネジのあとでベルマウスを取ったら、羽根を留めているネジを外します。反時計回りにネジを回して取り、羽根を手前に引くと外すことができます。

     

    油汚れが接着剤のようになって抜けない場合は、ライターなどの熱を当てれば取りやすくなります。

     

    3、清掃する

    シロッコファン取り外したら、60度くらいのお湯のなかに羽根を入れます。それからそのお湯の中に、セスキ炭酸ソーダや重曹など、アルカリ性の洗剤を投入します。洗剤を溶かしたあとはラップをして密封し、漬け置きします。

     

    20分ほどたったら、タワシやブラシで羽根を磨き、汚れを除去します。お湯の中での作業のほうが、汚れは落ちやすくなります。肌が弱い人は、かならずゴム手袋などを装着したうえでおこなってください。汚れがひととおり落ちたらお湯で洗い流し、水気をよく拭きます。

     

    4、換気扇とカバーを取り付ける

    ここからは、分解の手順を逆回しにして、組み立てていきます。羽根→ネジ→ベルマウス→ネジ→カバーの順に装着し、換気扇を元通りにします。ブレーカーを上げて通電をおこない、試運転をしてみましょう。

     

    聞きなれない音がしたり強い振動が起こったりした場合は、どこかに異常がある可能性があるので、すぐに運転を中止して原因を突き止めましょう。

     

    換気扇だけでなく、ダクト掃除も大切

    シロッコファンの掃除では、換気扇のファンの部分だけでなく、ダクトの掃除も大切です。ダクトは、家庭用の換気扇の中でもシロッコファンだけについているパーツです。普段は壁の裏などに影を潜めているダクトですが、その重要性についてご紹介しましょう。

     

    築10年経過した建物の場合は要注意

    築10年経過した建物の場合は要注意

     

    建設から10年以上経過している建物の場合は、とくに注意が必要です。換気扇の清掃をしている場合でも、ダクトの内部まで掃除をおこなう人は少ないです。ダクトの掃除を全くしたことがない方が掃除に着手しようとする場合、ダクトの内部は相当汚れていると覚悟しておく必要があります。

     

    ダクトの掃除は、換気扇のファンの掃除ほど頻繁におこなう必要はありませんが、少なくとも5年に1度は清掃するのが好ましいです。築10年を過ぎた建物では、ダクトの中の状態を一度は確認しておいた方が安心です。

     

    匂いや換気力低下の原因になる

    台所のシロッコファンのダクトはとくに、油汚れ・すす汚れがひどい可能性が高いです。一方、トイレや浴室のダクトは油汚れが少ない代わりに、カビやホコリによる汚れが大変です。

     

    ダクトを一切掃除せずにおくと、汚れがひたすら蓄積していく一方になります。嫌な臭いの発生源になったり、ホコリやごみが詰まってダクトが細くなり、換気機能の低下につながります。いくら換気扇のファンの部分の汚れを除去しても、吸引力が弱いまま改善されない場合は、ダクトに原因があるかもしれません。

     

    健康被害にも影響が出る

    ダクトの汚れは部屋の換気だけではなく、健康被害にも影響をもたらすことがあるので注意が必要です。汚れやほこりが付着したままだと、ダクトに蓄積したそれらのゴミにカビが発生し、ダクトを逆流して室内に舞い込みます。

     

    換気扇から待ったホコリなどを吸い込むと、住人の健康被害につながるおそれがあるため、深刻な問題なのです。とくにアレルギーや、ぜんそくなど呼吸器系の病気をお持ちの方には、発作を重症化させる引き金にもなりかねません。

     

    換気扇掃除の注意点

    換気扇掃除をおこなうときに大切なポイントを押さえておきましょう。少し心がけるだけで、換気扇の寿命を延ばすことができるだけでなく、一回ずつの掃除の労力を少なくすることもできます。日常的に清掃する場所ではないぶん、できるだけ効率よく掃除を進められたらうれしいですよね。

     

    少なくとも年に1回は行う

    少なくとも年に1回は行う

     

    着手にもなかなか決意が必要な換気扇掃除ですが、少なくとも年に1度は掃除をおこないましょう。日ごろ換気扇をつけておく時間が長い人ほど、しっかりと掃除する必要があります。稼働時間が長ければ長いだけ、汚れやほこりがたくさん蓄積するからです。

     

    使用の頻度が少ない方でも、少なくとも年に1回掃除しましょう。普段から3,4か月に1回簡単な清掃をすると、一回の掃除の労力が少なく、日ごろも快適に換気扇を利用することができるようになります。また、油物を料理する頻度が高いのであれば、年に数回、多めのお手入れをした方がよいでしょう。

     

    掃除をしないと様々な悪影響が発生

    換気扇の寿命が縮まる


    汚れが蓄積していくにつれて各パーツの稼働に負荷が発生し、モーターなどにも負荷がかかって、寿命が短くなります。

     

     

    電気代が高くなる


    蓄積した汚れで負荷がかかると、それまでと同じように動かそうとしても必要なエネルギー量が大きくなるため、電気代が高くなります。

     

     

    換気性能が低下する


    通気口の中に汚れやごみが蓄積していると、空気の通り道が狭くなり、室内の空気を充分に吸い込むことができなくなります。

     

     

    カビが発生する


    換気扇の内部に蓄積したホコリを温床としてカビが発生します。

     

     

    異臭の原因になる


    換気扇の汚れを放置していると、ときにはドブのようなにおいがするようになります。

     

    シロッコファンは掃除が難しい

    レンジフードなどのシロッコファンの場合は、自力で掃除をするのは難しいといわれます。内部構造が複雑なうえ、羽根の数も多いです。また、プロペラファンのように、カバーのすぐ近くに羽根があるというわけではなく、より奥まで分解しないと羽根が取り外せない仕組みになっています。

     

    個人での分解・掃除を難しいと感じる人が多いので、シロッコファンの掃除の場合は業者に相談することをおすすめします。業者に依頼をすると、時間も手間もかからず、掃除もしっかりとおこなって、換気扇のトラブルを根本的に解決してくれます。

     

    まとめ

    マンション換気扇を掃除する際のポイントについてまとめてみましょう。

     

  • ・シロッコファンの分解・掃除はブレーカーを落としておこなう
  • ・換気扇掃除は、ダクトの清掃も大切
  • ・換気扇掃除は年に1度はおこなう
  • ・換気扇の寿命、電気代、健康のためにもしっかりと掃除する
  • ・自力での掃除が難しければ業者に相談
  •  

    換気扇は普段なかなか掃除をしないため、ふと気が付けば汚れがたくさんたまりがちです。そんな現実を直視できず、ますます掃除を後回しにした結果、換気扇はそのぶん一層汚くなる…。そんな悪循環に陥らないよう、きちんと定期的に掃除をするようにしましょう。

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    お風呂の換気扇から異音が!確認・対処法をご紹介

    お風呂の換気扇から異音が!確認・対処法をご紹介

     

    汚れで不調が起こるのは、キッチンに取り付けてある換気扇。なんとなくそんな先入観を持っていませんか?実は、浴室の換気扇も同じように不調が起こります。料理の油にさらされている台所の換気扇のほうが深刻で、お風呂場の換気扇は大丈夫。そんな油断をしていると、ある日突然お風呂場の換気扇の故障に悩まされるかもしれません。

     

    今回は、お風呂場の換気扇が故障したときにできる修理方法をご紹介します。お風呂場の換気扇はどんな原因でどのような異常を起こすのか? 異常が起こったときにはどのように修理すればいいのか? 修理するときの注意点は? そんな疑問にお答えしてまいります。

     

    目次

     

    換気扇の様子で原因を特定する方法

    お風呂場の換気扇に異常が起こったら、まずはよく観察してみましょう。どのような現象が起こっているのかを把握することによって、故障の原因を特定できたり、今換気扇がどのような状況にあるのか見当をつけたりすることができます。

     

    音に注目する

    音に注目する

     

    換気扇に異常が起こったとき、着目しやすいのは「音」です。換気扇から聞こえる音にもさまざまなタイプがあり、音によって発生理由が異なります。どのような音が聞こえるかに注意してみることで、どのような現象が換気扇の不調の原因となっているか、見当をつけることができるのです。

     

    「ゴー」という音


    ゴーゴーという重い音が聞こえたときは、ホコリなどのゴミが蓄積している状態が考えられます。キッチンの換気扇の場合は、油汚れがたまっている場合もこのような音がするのですが、浴室で油汚れが発生することは考えにくいので、主な原因はホコリとみて間違いないでしょう。

     

     

    「カタカタ」「カラカラ」という音


    カラカラと何かが当たるような音が聞こえるときは、回転部分の軸に問題がある可能性があります。換気扇の羽などはモーターによって動いていますが、回転を続けることによってその回転軸がずれ、このような異音が発生することになります。

     

     

    「チチチチ」という音


    このような音も原因は回転部分にあります。回転部分には、回転をスムーズにするためのオイルが塗られています。長い期間換気扇を使用していると、潤滑油が少なくなり、オイル不足が発生して異音につながります。

     

     

    「ジー」という音


    「ジー」と長く続く音は、浴室の換気扇にはとくに発生しやすい音です。なぜなら、音の原因が、換気扇内部のサビだからです。湿度が高い場所にある換気扇は、内部の部品やモーターがさびやすくなります。

     

    異常な振動をしている場合

    換気扇から異常な振動が起こっている場合、換気扇内部のファンにホコリや汚れが付着するなどして、回転軸がずれている場合があります。たとえ軸はずれていないとしても、軸本体が曲がっている、ネジが緩んでいる、換気扇の羽根に破損・故障が起きているといったケースもあります。

     

    また、単純にフロントカバーが外れかけていて本体との間に隙間ができてしまい、そこに振動が起こっているということもあります。カバーの裏に結露がたまっていたりする場合にも、室内にいたらきになるくらいの振動が発生することがあります。

     

     

    【吸引力が落ちている場合】

    本来、正常な換気扇の吸引力は、ティッシュ一枚を通気口に近づけても吸い寄せて落とさないくらいの強さだといいます。ティッシュ一枚を換気扇に近づけたとき、ティッシュが通気口に吸い寄せられて張り付かなかったら、その換気扇は正しく働いていないといえます。

     

    このような場合は、ファンや内部にホコリがたまってうまく作動できていない場合や、モーターの劣化でファンの回転速度が不足しているなどといった理由が考えられます。モーターの寿命が来ていることが原因で不調が起こっている場合は、いくら掃除をしても状況が根本的に改善されることはないでしょう。

     

     

    【異臭がする場合】

    換気扇から異臭がする場合は、換気扇内部やファンにひどい汚れが付着している可能性が考えられます。浴室は台所などとくらべても気密性が高く、水場も近いので、どうしても湿度が高くなります。そのような環境で稼働している換気扇は、カビが生えやすいのです。

     

    普段は、密室状態になりやすいお風呂場から湿気を逃がし、浴室にカビをはびこらせないために稼働させている換気扇。しかし、その換気扇自体がカビの温床になっているというのは、実はよくある話なのです。浴室にもホコリは存在しているので、普段稼働させるうちに換気扇の中には少しずつホコリがたまり、そこに湿気が停滞して、カビが繁殖するということにもつながります。

     

    換気扇の異常を直す方法

    換気扇に異常が起きた場合は、どうすればよいのでしょうか。換気扇を再び快適に使うためにはどのような方法が適しているのか、いくつかご紹介します。このなかで効果がありそうなものを選んでおこなってみるといいかもしれません。

     

    交換する

    交換する

     

    内部に錆が発生している、モーターの軸ずれが起こっている、内部のパーツが破損・故障しているなどのトラブルや、モーターが寿命で劣化している、電源が正しく入らないというときには、換気扇を交換しましょう。

     

    換気扇の交換は、交換方法自体はそう難しいものではありません。しかし、配線工事が必要な場合は、法律で定められた「電気工事」という作業に該当し、「電気工事士」という資格を持った人でなければおこなってはいけないきまりになっています。命にかかわることもありますから、きちんと正しい方法で交換しましょう。

     

    掃除をする

    換気扇に異常が発生したとき、掃除をおこなうとトラブル解決の役に立つことがあります。

     

    換気扇の掃除は、換気扇に異物が付着しているために起こる異常を解消するのに最も効果的な方法です。重曹などアルカリ性の薬剤を使って掃除すると、ホコリやカビ、油汚れまで綺麗に落ちやすくなります。

     

    しかし、あまりに強いアルカリ性洗剤を使うと、逆にパーツを痛めてしまうことにもなるので、高濃度の薬剤は使わないようにしましょう。また、普段からフィルターなどを設置しておくと、お手入れの際に作業が楽になります。

     

    オイルを挿す

    「チチチチ」という音がしている場合は、オイル切れが起こっているということをご説明しました。そのため、そのような音が聞こえてきた場合は、潤滑油を足すと改善される場合があります。

     

    しかし、注意しなければいけないケースもあります。現在使われている換気扇には、モーターの軸のベアリングという部分に「オイルレスメタル」が使われているケースがあります。その場合は、換気扇の使用者が自分で潤滑油を追加する必要がないのです。このように、現代の製品は、油を注したことでむしろ調子が悪くなってしまうこともあるので、注意が必要です。

     

    ネジを締め直す

    ネジが緩んでいることで不調が起こっていると推測できる場合は、ネジを締めてみましょう。異音や振動がそこから起こっている場合は、ネジを締めることで改善される場合があります。

     

    換気扇のネジを触るときに注意しなければならないのが、ネジを回す方向です。換気扇のファンを留めているネジの中には、普通のネジとは逆回しに扱うことで開け閉めするものがあります。

     

    よくみると「ゆるむ」などの文字が記載されているものが多いので、よく見て取り扱うようにしましょう。普通のネジだと思い込んで思い切り回した結果、固く締めすぎてネジが取れなくなってしまった、ということがないように、慎重に作業しましょう。

     

    換気扇の種類に注意する

    調子の悪い換気扇の修理方法を考えるとき、大切なのが、換気扇の種類を知っておくということです。換気扇にはおもに2つの種類がありますが、みなさんのお家についているのはどのタイプでしょうか?それぞれの特徴と構造を説明します。

     

    シロッコファン

    シロッコファン

     

    シロッコファンというのは、ダクト排出式の換気扇です。浴室やトイレでは天井埋め込んであったり、キッチンでは大きな箱のようなレンジフードが天井にくっついていたりします。直接屋外とつながっているわけではなく、吸い込んだ室内の空気はダクトを通って外へと排出されます。

     

    メリットとしては、外の風の影響を受けにくいというものがあります。風量を常に一定に保つことができるのが長所なのです。アパート・マンションなどの集合住宅や、ユニットバスなど、より気密性が高く湿気がこもりやすい建物やお部屋に使用されることが多いタイプです。

     

    プロペラファン

    プロペラファンは、室内の空気を直接外へと排出するタイプです。その名の通り、内部には扇風機のような羽根が回っています。ダクトを通さず、換気扇を隔ててすぐ室内外がつながるような形で設置するので、強い風量で直接空気を輩出できる一方、屋外からの風の影響を受けやすいという特徴があります。

     

    戸建住宅によく使われるタイプです。屋外に強風が起こりやすい、マンションなど集合住宅の上のほうの階や、高層ビルに導入するには不向きです。

     

    耐久年数はおよそ10年

    換気扇の寿命はおよそ10~15年といわれています。これは平均的な値で、実際は、各家庭の使い方などによっても寿命は変わります。短いときには、6~8年ほどで不具合が発生するといった場合もあり、寿命の平均がなかなか読みにくいこともあります。

     

    換気扇を断続的に使っている人と、ほぼ常に換気扇を回している人とでは、同じ期間で区切って比較しても換気扇の消耗に差が出ます。また、汚れをこまめに掃除している換気扇と、汚れを蓄積させてそのまま気にせず使っている換気扇とでは、部品にかかる負荷などが異なり、後者の方が短命になりやすい傾向にあります。

     

    まとめ

    要点をおさらいしてみましょう。

     

  • ・換気扇の様子で以上の原因を特定するときは、音・振動・吸引力・異臭に着目して観察する
  • ・異常が起こった換気扇は、交換・掃除・オイルを注す・ネジを締めなおすといった方法で治ることもある
  • ・換気扇には、シロッコファンとプロペラファンの二種類あり、プロペラファンは戸建住宅に多く、それ以外はシロッコファンが多い
  • ・換気扇の耐久年数は約10年。早ければ6~8年と、使い方によっても差が出る
  •  

    換気扇の異常は自分で対処して解決できることもありますが、場合によっては逆効果になる方法もなかにはあります。少しでもわからないことがある場合は、修理業者に相談するか、換気扇を丸ごと交換するかしたほうがいいでしょう。

     

    換気扇の異常の原因には、交換以外に対処法がないものも少なからずあります。性能の鈍くなった換気扇を使うのは不便なうえ危険も伴いますので、交換を視野に入れながら対処をしたほうがいい場合もあります。

     

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    キッチン換気扇の異音発生時の簡単チェックと対処法

    キッチン換気扇の異音発生時の簡単チェックと対処法

     

    日ごろキッチンの換気扇・レンジフードを使っていると、ふいに違和感にぶつかるときがあります。

     

    「聞いたことない音がする」「昔よりも雑音が大きくなっている気がする」「こんなに大きく振動したことない」そんな「小さな異常」に気づいたとき、その原因がわかれば、適切な修理方法もわかります。

     

    今回は、簡単にできるキッチンの換気扇の故障チェックと、簡単に換気扇を直す方法、換気扇の故障の予防法についてご紹介します。浴室などについているシロッコファンとは別の、プロペラ式に焦点を当ててまいります。

     

    目次

     

    「故障かな?」と思った時にできる簡単チェック方法

    日ごろキッチンの換気扇を使うなかで、「これって故障?」と疑わしい場面に出くわすこともあります。聞きなれない音がしたり、動作がいつもと違ったり、違和感を覚えたときは、その原因を分析してみましょう。故障が疑われた場合に、すぐにできるチェック法をご紹介します。お風呂の換気扇によくある形とは別の、プロペラタイプについてご説明しましょう。

     

    動かない

    動かない

     

    換気扇が突然動かなくなったら、よく観察してみましょう。状況ごとに、次のような理由が考えられます。

     

    完全に動作を停止している場合


    換気扇の動きが何もかも完全に止まっているときは、配線の接触不良や本体の寿命が理由として考えられます。換気扇の寿命は一般的に10年ほどといわれます。それ以上使い続けている換気扇の異常は、寿命の可能性が高いので、修理よりも買い替えるほうがいい場合も多いです。

     

     

    振動や異音が発生している場合


    換気扇の動きが突然止まったとき、奥から振動や異音が発生している場合は、ファンやプロペラに汚れが付着していることが原因で、モーターに異常が起こっている場合があります。モーターはそれらの要因のために、回転軸の中心がずれることがあるのです。ただずれただけならまだしも、モーター部分が変形したり壊れたりしているときは、そのまま使い続けるのは換気扇そのものの命取りになります。

     

    音を聞いてみる

    「ゴー」「ブーン」

    ゴウゴウと重たい音がしている場合は、油汚れによって故障が起こっている場合があります。とくに台所の換気扇は、いつもコンロの熱と料理の油にさらされ、油汚れが付着しやすくなっているので、このような音が起きやすくなっています。

     

    「キュキュキュキュ」「キキキ」

    何かがこすれるような乾いた音が聞こえる場合は、換気扇の内部にあるオイルが足りていない可能性があります。普段何気なく換気扇を使用していても、実は内部の潤滑油は少しずつ減っているのです。長年使っている換気扇は、たとえ油汚れがなくても、オイル不足で不調が起きる場合もあるのです。

     

    「カタカタ」「カラカラ」

    何かがぶつかりながら回るような音がした場合は、長い時間換気扇を使っていることが原因で、モーターに異常が出ている可能性があります。回転軸がずれる、外れる、破損する、変形するなどの理由で、異音がしていると考えられます。

     

    軽く触れてみる

    換気扇に異常が見られたら、換気扇の表面を手で触ってみましょう。取り付けをしたときよりも強く振動が伝わってくるようなら、故障している可能性があります。

     

  • ・内部に堆積した汚れによって、プロペラやファンの回転軸がずれている
  • ・プロペラ・ファンが破損、変形してしまっている
  • これらの原因が考えられます。

     

    内部に汚れがたまっていると、プロペラやファンの順調な回転が妨げられ、正しく回転できなくなります。その結果、どこかに引っかかったり擦れたりして、振動が発生しやすくなるというわけです。

     

    ほかにも、フロントカバーが外れかけていたり、プロペラファンにゴミがついていたりするときも、振動と異音が起こることがあるといいます。そのような小さな原因かどうか、少し確認した後、フロントカバーやファンに外見的な異常が見られなかった場合は、より内部の故障を疑ったほうがよさそうです。

     

    ティッシュを換気扇に近づけてみる

    ティッシュペーパーを使って換気扇の異常状態を確認する方法もあります。通常、異常のない換気扇の場合は、ティッシュ一枚を通気口に近づけると、そのまま張り付かせることができます。しかし、不調が起こって正しい風量にならない場合は、そのティッシュ一枚を吸い付かせる風量もなくなってしまいます。

     

    この原因としては、

  • ・モーターの寿命
  • ・ホコリの蓄積
  • この2つが、主な原因としてあげられます。モーターの寿命が迫っている場合は、換気扇が稼働する原動力そのものが弱っているということになります。また、モーターに異常がない場合でも、蓄積したホコリが風の流れを妨げるなどして、風力を落としている場合があるのです。

     

    風の流れがないということは、換気扇としての役割を果たせていないということになります。徹底的な対処が必要にです。

     

    換気扇の故障を直す方法

    換気扇が故障するととても厄介なものです。突然換気扇が止まってしまうと、室内の空気がうまく入れ替えできないだけでなく、調理などにも支障が出ます。突然の故障を直すには、どのような方法があるのでしょうか。

     

    お手入れ・分解をしてみる

    お手入れ・分解をしてみる

     

    上記の方法で分析をして、原因の予想ができたら、原因箇所をお手入れすると状況が改善されることがあります。また、自己責任にはなりますが、分解をおこなうと原因を特定できる可能性が高まります。表面カバーを外して中の様子を見てみるのは、そう難しいことではありません。

     

    しかし、細部まで分解するのであれば、ブレーカーを必ず落として安全面に配慮しながらおこなうようにしましょう。ブレーカーを落とさずに作業をすると、ついつい水にぬれた手で触ってしまったり、ふとした折に電源を入れてしまったりしたときに、とても危険な状況になるので、しっかりと注意をしましょう。

     

    換気扇のプロに相談してみる

    換気扇が故障したときにできるもうひとつの方法は、プロの業者に相談することです。換気扇の異常には、その原因がわかっても素人には解決できないものもあります。また、業者に依頼することで正しい原因がわかる場合もあるので、間違った原因を想定した見当違いな対処に走ってしまう可能性も少なくなります。

     

    故障の原因のなかでも、湿気によってできたサビの除去や、モーターやプロペラの軸ずれ、劣化による変形が起こっていた場合は、自分で修理するのがとても難しくなります。重曹などを使って掃除をしていても、換気扇の汚れは蓄積されがちですし、劣化はまぬかれません。堆積してしぶとさを増した汚れと戦う時間が取れないという人も、業者の力を借りるのがおすすめです。

     

    換気扇の故障を予防する方法

    換気扇を壊してしまった後の対応も大切ですが、本来は誰でも、なるべく換気扇を壊さずに使えるのが一番いいですよね。ここからは、換気扇の故障を予防するのに最適な方法をご紹介します。普段から、故障が起こりにくいような換気扇の使用方法を心掛けてみましょう。

     

    フィルターを取り付ける

    フィルターを取り付ける

     

    ひとつは、換気扇にフィルターを取り付ける方法です。換気扇用のフィルターを装着させておくと、日常的に換気扇に蓄積していく汚れのほとんどは、フィルターがキャッチしてくれます。

     

    フィルターに汚れがたまってきたら、フィルターを交換します。そうすることで、分解して内部の清掃をおこなわなくても、換気扇をきれいに保つことができるのです。また、自動車用のワックスを換気扇に塗るといった方法も、汚れ対策には効果があるとされます。

     

    定期的なお掃除をする

    日ごろよく使う換気扇を長持ちさせるには、こまめに掃除をおこなうことが大切です。定期的に掃除をすると、換気扇の内部がどのような状況になっているのかということを把握しやすくなります。

     

    何年も放置していた換気扇を開けてみたら予想以上の汚れがついていてびっくりする、といった展開にもなりません。換気扇のなかの汚れの度合いがわかっていれば、予期せぬ故障に見舞われることも少なくなります。

     

    洗剤の種類によっては逆効果

    換気扇の掃除をするとき、気を付けるべきことがあります。換気扇に限らず、しつこい汚れを落とそうとするときは、塩素系漂白剤や台所用中性洗剤などを使うことがあると思います。

     

    それらはアルカリ性の薬剤なので、濃度が高いほど汚れにしっかりと浸透し、きれいになりやすくなるのです。しかし、きれいになりやすいからと言ってあまりに濃度の高いものを選ぶと、換気扇の部品が傷んでしまいます。

     

    まとめ

    換気扇の異常を感じたとき、故障が疑われたときにできる確認方法は、次の通りです。

     

  • ・動くかどうか確認
  • ・音を聞く
  • ・触って振動の有無を確認
  • ・ティッシュ一枚を吸いつけられるだけの風量があるか確認
  •  

    これらの確認によって、換気扇の異常の原因に大方の見当をつけることができます。故障については、以下の2つの方法で、一時的な修理・故障の予防をおこなってみましょう。

     

  • ・お手入れや分解をおこなうと治ることもある(分解は自己責任)
  • ・普段から、フィルターの設置、定期的な掃除をおこない、故障を予防する
  •  

    換気扇の修理は素人がおこなおうとすると危険が伴ったり、複雑な作業で困難だったりすることもあります。ファンの寿命が縮む原因にもなるベアリングの損傷など、パーツを交換しなければ治らない場合もあります。少しでもわからないことがあったり、手間をかけたくないと思う方は、自分で作業するよりも業者に依頼するほうが賢明でしょう。

     

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    お部屋の天井にある換気扇の簡単取り付け方法

    お部屋の天井にある換気扇の簡単取り付け方法

     

    居間だけでなくトイレや浴室など、住宅の中のさまざまな場所についていて、室内の空気をきれいにしてくれる換気扇。なかでも、天井に埋め込むタイプがお家にあるという方も多いのではないでしょうか。そんな換気扇の排気性が悪くなったり、劣化が起きたりして、換気扇のリフォームを考える方もいらっしゃるかもしれません。

     

    今回は、「天井埋め込み型の換気扇の交換を自分でおこなうにはどうしたらいいのか?」「そもそも自分でできる作業なのか?」ということについてご紹介します。
    何も知らないままおこなうと、おもわぬトラブルが発生することもあるので、きちんと要点を押さえておきましょう。

     

    目次

     

    天井の換気扇の交換方法

    自分で天井の換気扇を交換するには、どのようにしたらいいのでしょうか。できる限り自分で施工してみたい、という方のために、自分でおこなう天井の換気扇の交換方法をご紹介します。天井に設置されているので、作業にはたいてい脚立が必要になります。決して無理はせず、安全に作業をおこないましょう。

     

    1、ブレーカーを落とす

    1、 ブレーカーを落とす

     

    まずは、今現在設置されている換気扇の動きを完全に止めます。しっかりとブレーカーを切ってから作業するようにしましょう。

     

    ブレーカーを落とさずに作業をすると、何かのはずみでスイッチが入って羽根が回り出したり、配線を接続する際に通電したりして危険なので、交換工事をおこなう際はかならずブレーカーは落としてください。

     

    2、カバーとファンを外す

    ブレーカーを落としたら、換気扇のカバーとファンを取り外します。カバーはネジで留められているものもあれば、ツメのようなもので引っかかっているだけのタイプもあります。ネジらしきものが見当たらなければ、少し引っ張ると簡単に取れることもあります。

     

    3、本体を取り外す

    次に本体を取り外します。天井埋め込み式換気扇は、ネジなどで天井に取り付けられていることが多いです。長いこと設置されたままだった換気扇の場合は、このネジが外れにくくなっている場合もあるので注意しましょう。

     

    天井にねじ込まれているネジを取ろうとするときは、必然的に腕を上げた状態で取り外し作業をおこなうことになります。腕も手先も相当負荷がかかる作業になります。このときに、ネジ山をつぶしてしまわないように気を付けましょう。ネジをすべて外したら、天井から箱ごと抜きだすように本体を取り出します。

     

    4、新しい換気扇を設置する

    古い換気扇を天井から抜き出したら、新しいものを同様に天井にはめ込みます。その上からねじを締め、取り付け完成です。

     

    このとき、電源コードの接続が必要な場合があります。電源コードがコンセントタイプになっている場合は、差し込むだけで簡単に接続できるのですが、中には導線を接続しなければいけないタイプもあります。

     

    5、試運転をする

    取り付け終わったら、試運転をしてみましょう。ブレーカーを上げたら、スイッチを押してきちんと作動するか、異音はしないかなどをきちん確かめましょう。

     

    取り付け時に気をつけたいこと

    換気扇を取り付ける際に気を付けるべきことはなんなのでしょうか?方法を間違えると大けがをするだけでなく、ときには命にかかわることもあるので、注意すべきポイントをしっかりと押さえて作業する必要があります。

     

    取り付けには資格が必要

    取り付けには資格が必要

     

    天井埋め込み式の換気扇は、方法をわかっている人ならば簡単に設置することができるでしょう。しかし、設置工事に際しては思わぬ落とし穴があるので注意が必要です。

     

    基本的に、換気扇を取り付けることそのものには、なんの資格もいりません。しかし、換気扇の設置にともなって配線を接続しなければいけない場合は、電気工事士の資格が必要です。

     

    電気工事士の資格を持たない人が配線工事をおこなうと、電気工事士法に抵触する可能性があるのです。無資格の人が電気工事をおこなうと、30万円以下の罰金もしくは一年以下の懲役が罰則として課せられることになります。

     

    安全面に考慮する

    天井埋め込み型の換気扇の場合は、作業はとくに高所でおこなうことが多いです。脚立から転落したりすることのないよう、安全面にはしっかりと気を配りましょう。きちんと安定した足場を組み、無理な姿勢で作業をすることはやめましょう。

     

    また、ボルトやネジなどの留め方が悪いと、部品や換気扇本体が落下してくることもあります。部品は固く、本体ともなると重みもあるので、当たっただけで大けがになる場合もあります。安定した状態で正しく固定できたかどうかきちんと確かめるようにしましょう。

     

    取り付けはプロに相談しましょう

    換気扇の取り付け・交換は、プロに頼むようにしましょう。天井埋め込み型の換気扇を自力で交換するのは、たいていの人の場合は、知識の面でも体力の面でも不安がつきものです。おぼつかない知識で不慣れない作業をおこなうのはとても危険です。

     

    また、換気扇の取り付け方は、大筋は決まっていてもメーカーやタイプによって微妙な違いがある可能性があります。工事説明書にそって正しい方法で施工をしなければ、発火や発煙といったトラブルが起こる可能性があるので注意が必要です。

     

    まとめ

    天井埋め込み型の換気扇を自分で取り付け・交換する際の注意点は以下の通りです。

     

  • ・ブレーカーを落としてからカバーを外し、本体を取り外す
  • ・新しい換気扇の設置は逆の手順でおこない、試運転をする
  • ・換気扇の設置には電気工事士の資格が必要。無資格でおこなうと法律違反になる
  • ・脚立などを使って天井で作業するケースが多く、怪我につながりやすいので注意する
  •  

    天井埋め込み型の換気扇の交換は、手順としては簡単に思えるかもしれませんが、素人が自分でおこなうにはとても大変で危険な作業です。取り付けや交換を行いたい場合は、きちんとプロの業者に相談するようにしましょう。

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    浴室の換気扇を交換する方法!取り付け方法は簡単か

    浴室の換気扇を交換する方法!取り付け方法は簡単か

     

    浴室の換気扇を新しく交換するときに、自分でも可能なのか。取り付け方法は簡単なのか。疑問に思われるかたも多いかと思います。そこで、今回はもし自分で浴室の換気扇の交換をおこなうときの方法を詳しくご紹介します。

     

    そして、換気扇の交換時期というのはあるのか。どんな不具合が出たら交換を考えた方がいいのかということもご紹介します。

     

    また、浴室の換気扇の交換にあたって、どんな換気扇に交換したらいいのか。どんな種類の換気扇があるのかをご紹介します。この記事を参考にして、浴室の換気扇の交換してみてください。

     

    目次

     

    お風呂場の換気扇を交換する方法

    ここでは、浴室の換気扇を交換するときの詳しい手順をご紹介します。自分でも簡単にできるので、ぜひ試してみてください!

     

    1、ブレーカー・電源を落とす

    1、 ブレーカーを落とす

     

    まず、換気扇交換の作業する前には換気扇の電源を切り、ブレーカーを落としましょう。感電や漏電の原因になるので、電源だけでなく必ずブレーカーを落としましょう。
    ブレーカーを落とすと浴室は暗くなります。太陽の光が入りにくい浴室などでは、暗くて作業に支障がでることもあります。

     

    そのときには、懐中電灯を使用しましょう。ヘルメットに装着するタイプのものであれば、両手を自由に使用できるのでおすすめです。

     

    また、作業するにあたってホコリが浴槽に落ちる場合があります。落ちたホコリは水つまりの原因になることも。そのため、しっかり養生をしましょう。とくに排水口回りは入念に行います。

     

    2、カバーを外し、換気扇を取り外す

    次に、換気扇のカバーを外して換気扇本体を外します。カバーは、手前に引っ張ると取れるタイプのものが多いです。引っ掛けがついている場合は、カバーをずらすことで取り外せます。そして、ドライバーを使用して換気扇が固定されているビスを外します。

     

    換気扇のビスを外したら、本体を下に引き出しましょう。このとき、まだ電源コードはついたままになっています。電源コードは、強・弱・共通と3本の線がつながっていることが多く、古いものは外します。

     

    そして、新しい換気扇のコードを表示通りに1本ずつ結線していきましょう。結線を間違えると、ヒューズが切れます。その場合は、正しく配線してヒューズを交換しましょう。

     

    電源コードやアース線は本体から70~80センチメートルほどたるませておきましょう。

     

    3、ダクトを引き出してテープを巻く

    換気扇本体の電源コード・アース線を新しい換気扇のものと差し替えたら、ダクトを天井裏から引き出します。ダクトはアルミテープで接続口が繋がっています。カッターナイフなどを使用して古いテープをはがしましょう。

     

    そのあと、新しいダクト接続口とダクトをテープで巻いて固定していきます。新しいテープは丸まってしまうので、真ん中に折り目をつけておくと巻きやすいです。

     

    アルミテープは、ダクトの後ろから巻き始めましょう。そうすることで作業がしやくなります。1周から2周程度、隙間のないように巻きつけます。巻きつけたら、設置向きに気をつけながら再度天井裏に戻します。

     

    4、新しい換気扇を取り付ける

    最後に、新しい換気扇の本体を向きに気をつけながら取り付けていきます。四方をビスで固定していきます。

     

    この際、片手で換気扇を抑えながら、電動ドライバーを使用すると作業しやすいです。仕上げに、カバーをつけて交換作業は終了となります。

     

    交換時期はいつなのか

    浴室換気扇の交換時期はどれぐらいかについて知っている方は少ないかと思います。そこで、浴室換気扇の耐用年数をご紹介し、どんな不具合がでたら交換するべきなのかをお伝えします。また、長年使用することで起きる、経年劣化によって修理ができない場合の対処法をご紹介していきます。

     

    何らかの不具合が発生した場合

    何らかの不具合が発生した場合

     

    おもに、浴室換気扇の耐用年数は8年から15年といわれています。換気扇も電化製品なので、寿命を超えるとファンやモーターに異常が起こり、換気能力が落ちてきます。耐用年数がたっていなくても、以下の不具合が発生している場合は交換のときがきたと把握しましょう。

     

    • ・回転音が初期より大きくなっている
    • ・普段とは異なる異音や振動がある
    • ・室内・換気扇から異臭がする
    • ・換気能力が低下してきている
    • ・電源を入れても動作しない

     

    経年劣化によって修理では直せなくなった場合

    浴室の換気扇は毎日使用されている方が多いかと思います。そうなると、毎日長年使用していると経年劣化として不具合が出てくることでしょう。

     

    そして、もし修理しても完全に治ることは少なく、機能が低下していることが多いです。そのため、長年使用して劣化した換気扇は修理よりも交換したほうがよいでしょう。

     

    また、24時間稼働させていると、耐久年数以下でも故障に繋がることが多いです。まだ寿命でなくても、使用回数が多ければ交換をしましょう。

     

    お風呂場の換気扇は機能が豊富

    浴室の換気扇にはいろんな機能がついています。そのため、自分がほしい機能がついている換気扇を選び快適な生活を送りましょう。

     

    換気扇の種類は主に2つ

    換気扇の種類は主に2つ

     

    換気扇には2種類があります。詳しくご紹介します。

     

    【シロッコファン】

    シロッコファンはダクトから湿気などを排出するタイプの換気扇です。マンションやアパートなどの集合住宅に使用されていたり、ユニットバスにて使用されていたりすることが多いです。

     

    【プロペラファン】

    扇風機のように、羽を回転させることで換気する換気扇です。おもに、戸建住宅にて使用されています。ただ、屋外の風の影響を受けるため高層階では不向きとされています。

     

    暖房機能

    冬場に浴室に入るときにヒヤッとすることがあるかと思います。特に一番風呂だと浴室内が寒く感じることでしょう。暖房機能がついている換気扇だと、浴室に入る前につけておくと寒さを感じることなく入ることができるのでおすすめです。

     

    とくに、高齢者は浴室の温度差で心筋梗塞などを起こしやすいので、暖房機能があると安心でしょう。また、古い住宅の場合は断熱がしっかりされていない浴室が多いので、換気扇を変えるだけで温かく快適なお風呂タイムとなります。

     

    衣類乾燥機能

    雨の日や湿気が多い日などは洗濯物が乾かなくて困ってしまいますよね。そこで、乾燥機能付きの換気扇をおすすめします。出かける前に乾燥機能を付けておけば、帰宅時にはカラッと乾いているので便利です。

     

    また、天気が良い日であっても花粉や黄砂などが気になる方は安心して洗濯物を干すことができます。生乾きの独特なニオイも抑えることができるので、部屋干しよりもより利用しやすくなります。

     

    ただ、電気代がかかってしまったり、乾燥に時間がかかってしまいます。すぐに乾かせたい場合はコインランドリーを使用した方が時短かつお得になることもあります。

     

    送風機能

    夏場の蒸し暑い日などに浴室に入るときに便利なのが送風機能です。冷房とは違って冷やすことはできませんが、風がくるので涼しく感じ、快適に入浴することができます。

     

    また、浴室を掃除したあとに送風にしておくことで、浴室内の温度を下げて水滴や湿度を取り除くことができます。湿度が高いとカビの発生がしやすくなりますが、送風機能を使用することで発生を抑えることができます。

     

    まとめ

  • ・換気扇の交換や取り付けを行う際は、かならずブレーカーを落としてから作業を行う
  • ・換気扇から異常な音や換気能力が低下し始めたら交換する目安となる
  • ・「シロッコファン」「プロペラファン」の2種類があり、機能や取り付け方も異なる
  • ・換気扇には「暖房機能」「衣類乾燥機能」「送風機能」など便利機能が備わっているので交換する際は慎重に選ぶ
  • ・換気扇の交換は資格が必要になる場合もあるので注意する
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    簡単!トイレの換気扇を交換する方法と費用の抑え方

    簡単!トイレの換気扇を交換する方法と費用の抑え方

     

    トイレの換気扇の動きが悪くなったり、故障したりして交換が必要になった場合どうすればよいのか困ってしまいますよね。自分で交換するにしてもその方法がわからず困ってしまう方もいるでしょう。

     

    今回は自分で換気扇を交換する場合の手順を詳しくご紹介します。また、交換するにあたって費用を抑えるコツや換気扇の寿命を延ばす方法をお伝えします。

     

    目次

     

    トイレの換気扇を交換する手順

    トイレの換気扇が故障したり、動かなくなったりしたとき交換が必要となります。しかし、なかなか自分で交換しようと思っても難しいのではないかを不安に思われる方もいるかと思います。ここでは詳しく自分で交換するときの手順を詳しくご紹介します。

     

    1、ブレーカーを落とす

    1、 ブレーカーを落とす

     

    トイレの換気扇を交換するときには、感電や漏電の危険性があるので、安全面からブレーカーを落としてから作業をしましょう。

     

    トイレは日当たりが悪い場所や、窓がない場合もあったりするので昼間でも暗いです。懐中電灯を用意しておくと安心です。ただし、懐中電灯を持ちながらの作業になると手がうまく使えないので、ヘルメットに取り付けできるものを使用したり、ランタンタイプのものをつるしたり、作業を2名で行ったりするなど対策を取りましょう。

     

    2、カバー、換気扇を取り外す

    今ついている換気扇を取り外していきます。まずは、カバーを外します。トイレの換気扇は手前に引っ張ると取れるタイプのカバーが多いので、カパッと手前に引くと外れます。

     

    カバーが取れたら、電源コードを外して中のシロッコファンを取り外します。ビスで固定されているので、ドライバーを使用して取りましょう。シロッコファンも取れたら、ダクトを引っ張り出しましょう。ダクトの入り口部分の金具と管をつないでいる銀色のテープははがします。

     

    3、新しい換気扇を取り付ける

    新しい換気扇を取り付けていきます。再度ダクトをテープで固定し、ユニットをビスで止めていきます。ドライバーを使用して、しっかりと固定しましょう。

     

    このときに固くて取り付けにくい場合があります。そのときは、ブレーカードライバーなどの貫通ドライバーを使用するとよいです。ビスを回しながら、ドライバーのお尻をハンマーでコンコンとたたくことで入るでしょう。その後、ファンをビスで固定します。

     

    4、電源コードを取り付け、カバーを取り付ける

    電源用のコードを取りつけていきます。カバーを取り付ける前に稼働させて動作を確認し、無事動いていれば問題ありません。しかし、動かないようであれば何らかの異常が考えられますので、何か抜け漏れがない確認していきましょう。稼働を確認したら、カバーをはめなおします。手順は取りはずしたときと同様になります。

     

    費用を抑えるコツ

    換気扇が故障してしまって交換や修理が必要になった場合、業者に依頼すると部品代以外にも出張費用などがかかってしまいます。そこで、費用をなるべく抑えたいという方にピッタリな費用を抑えるコツをご紹介します。

     

    自力で交換

    自力で交換

     

    換気扇が故障して交換が必要になった場合、業者に依頼すると換気扇の部品や本体の価格以外にも、作業費や出張費などがかかってしまいます。そのため、自分で交換することで費用を抑えることができるでしょう。

     

    ただし、作業に不慣れな方は無理せずに業者に依頼した方が無難です。本体は購入したものの、途中で自力で交換できなくなってしまっては大変です。交換したい換気扇を用意した場合でも対応可能な業者もありますので、無理のない範囲で挑戦するのもよいかもしれません。

     

    パーツで買わず、丸ごと購入

    自分で交換するとき、故障個所のパーツを確認して交換するのは素人ではできません。そのため、自分で交換するときはパーツ交換するより、換気扇本体を丸ごと交換したほうよいです。
    丸ごと交換すると、素人が交換しても不具合が出にくいのでおすすめです。換気扇はネットでも購入できます。自分の換気扇の型番で検索してみましょう。

     

    複数の業者から相見積りをとる

    もし、自分では交換できないと思われた方は、複数の業者から見積りを取りましょう。相場がわかり、工事内容などが確認できます。また、あわせて追加料金がかからないことを確認しましょう。見積りに含まれていない料金があると、いつの間にか高額な料金になっていたということになりかねません。

     

    寿命を延ばすために気をつけたいこと

    トイレの換気扇の寿命は約10~15年とされています。しかし、24時間つけっぱなしにしていたり、掃除をしっかりしていることでこの寿命は変わってしまいます。少しでも寿命を延ばすためのポイントをご紹介します。

     

    長時間酷使しない

    長時間酷使しない

     

    24時間つけっぱなしだと寿命が約2年まで短くなってしまったり、故障や異変が出てくるようになるのです。長時間使用し続けることで、内部の部品が傷みやすくなります。そのため、換気扇の寿命もどんどん縮まります。こまめに換気線の電源を消すようにしましょう。

     

    中には、トイレを使用して数分で自動に換気扇が止まるものもあるので、電源を消すのを忘れそうであったり手間だと感じるのであれば交換されることをおすすめします。

     

    定期的なメンテナンスが必要

    トイレの換気扇はしっかり掃除していますか?約3か月に1度はしっかり換気扇のフィルターなどの掃除をしましょう。

     

    掃除をいていないと、フィルターやファンにホコリが付着して詰まってしまいます。そして、換気扇の能力低下で風量が低下したり、異音がしたりする可能性があります。そうなれば、寿命も短くなってしまうので注意しましょう。ここで簡単な掃除方法をご紹介します。

     

    【必要なもの】

  • ・使い古しの歯ブラシ
  • ・掃除機
  • ・ウェットティッシュ
  • ・中性洗剤
  • ・ドライバー
  • ・綿棒 数本
  • ・ゴム手袋
  • ・マスク
  • ・場合にとっては脚立
  •  

    【掃除方法】
    ① 換気扇の電顕を切り、ブレーカーを落としましょう。作業中の感電や漏電を防ぐためです。

     

     換気扇のカバーを取り除きます。手前に引っ張ると取れることが多いです。

     

     ファンを取り外す。ビスで固定されているので、ドライバーを使用して外しましょう。ただ、機種によっては外してはいけないビスもあるので、事前に確認しておきます。

     

     カバーやファンを拭きます。はじめは掃除機で大きなホコリを吸いとり、歯ブラシ・綿棒などを使用してカバーとファンをキレイにしていきます。なかなかとれないときには綿棒などを隙間にはさむととれやすいです。

     

    また、中性洗剤をつけて洗うこともおすすめです。中性洗剤を使用する場合は洗剤を水で薄めて使用したり、拭きロにカビが発生する可能性があるのでしっかり乾燥させましょう。

     

    換気扇内部を掃除する。ウェッティッシュや歯ブラシ、綿棒などを使用してキレイに汚れを取り除いていきます。なかなか手が届きにくい部分なので、そのときには綿棒などを使いましょう。

     

    濡れているとホコリが固まってしまい、なかなか取れなくなるので、乾いた歯ブラシでかき出すようにするとい簡単に取れます。最後に濡れた雑巾などで軽く全体を拭くとさらにキレイになります。

     

    外したファンやカバーを戻しましょう。しっかり乾いていることを確認して取り付けましょう。作業は終了です。

     

    まとめ

  • ・換気扇はブレーカを落とした後に本体をとり外して交換する
  • ・費用を抑えるコツは「自分で交換」「本体ごと交換」「相見積り」
  • ・換気扇をつけっぱなしにすると摩耗する
  • ・定期的に取り外してお手入れをする
  •  

    換気扇が故障した場合、自分でするときと、ほかの人に対応してもらう方法の2種類があります。換気扇の構造や工具の取り扱い方をある程度把握していれば交換可能なものの、場合によっては「電気工事士」の資格が必要になることもあります。そのため、事前に確認しておくとよいでしょう。

     

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    換気扇交換の取り付け・取り替え方法│交換の目安

    換気扇交換の取り付け・取り替え方法│交換の目安

     

    プロペラファンの換気扇を自分で交換することはできるのでしょうか?じつは、換気扇の設置・交換には「電気工事士」という資格が必要になり、無資格の人が作業をしてしまうと30万円の罰金もしくは1年以下の懲役が科されることがあるため、自力での施工は難しいのが現状です。

     

    しかし、電気工事以外の部分は、自分でおこなうぶんには問題ありません。また、コンセントタイプの換気扇であれば、導線工事が不要なので、電気工事として扱われなくなります。

     

    それらの自分でできる範囲の換気扇交換として、一般的なプロペラファンの交換方法をご紹介します。トイレなどの天井埋め込み型と違って、台所などに多いプロペラが他の換気扇の交換には、どのようなことがポイントなのでしょうか。

     

    目次

     

    換気扇を新しく設置する方法

    換気扇を新しく設置するには、どのような方法でおこなうのでしょうか。家のプロペラファンがどのような過程で取り付けられるのか、その手順をご紹介します。取り付けを業者に依頼した場合に、どのような手順で施工がおこなわれるのかの参考にもなります。

     

    1、設置場所の壁に穴を開ける

    1、設置場所の壁に穴を開ける

     

    換気扇をどこに設置したいか、取り付けるするあたりを決めたら、まずは壁に穴を開ける作業をおこないます。プロの業者や職人はホールソーと呼ばれる穴あけ機などを使って穴を開けることもありますが、それがない場合はディスクグラインダーという機械も使用できます。

     

    換気扇にもさまざまなタイプがあるので、取り付けたいタイプに適した形の穴を開けます。プロペラファンの場合は、四角い穴を開けることが多いです。

     

    2、開けた穴に「枠」を取り付ける

    穴が開いたら、そこに枠を取り付けます。穴の中にピッタリ隙間なくはまるような大きさの枠を作ります。

     

    このときに使われる主な素材は木や金属ですが、プラスチック段ボール(プラダン)を利用することもできます。プラダンとは、段ボールと同じ構造のプラスチック製のシートで、水や油に強いのが特長なので、湿気や油汚れにさらされやすい換気扇の部品として使うにはもってこいの素材といえるでしょう。

     

    3、外側壁面にフードを取り付ける

    枠を取り付けたら、外壁にフードを取り付けます。屋外フードは、枠を付けただけの状態で換気扇を使用していると、屋外から雨などが逆流してきます。そのため、換気扇の外側に屋根のようなフードを付ける必要があるのです。

     

    フードをただ取り付けただけでは、壁との隙間から雨水などが入り込んできます。それを防止するために、コーキングという作業をおこないます。専用のコーキング剤で隙間を埋めます。

     

    4、内側に換気扇を取り付ける

    フードを取り付けたら、室内側に換気扇を設置しましょう。換気扇のカバーを外し、羽根などをひととおり取り外したら、穴にある枠にはめ込むように取り付けます。換気扇本体を数か所(ふつう4か所)でビス留めします。

     

    それから、さきほど外した部品を逆の手順で組み立てていき、カバーを付けて完成です。ブレーカーを上げて試運転させ、異音などしないかよく確認してみましょう。

     

    換気扇を交換する方法

    次は、換気扇を交換する方法をご紹介します。キッチンの換気扇は油汚れなどでひどい汚れがつきやすくなります。手ごわすぎる汚れに根負けして、換気扇自体を交換しようという方もいらっしゃるかもしれません。すでに取り付けられている換気扇を交換するには、どのような手順でおこなえばいいのでしょうか。

     

    1、現在使用している換気扇を取り外す

    1、現在使用している換気扇を取り外す

     

    プロペラファンを交換しようと思ったら、新しいプロペラファンを買う必要があります。その際は、今使用しているファンと同じ直径のものを選ぶようにしましょう。

     

    まずは、今ついている換気扇を枠から外しましょう。上方向に力をかけながら手前に引いて前面カバーを外し、羽根を外します。羽根は、真ん中についているキャップを指で緩めれば簡単に外すことができます。本体は4本程度のビスで壁に取り付けられているので、それを外し、換気扇の枠だった部分も取り外します。

     

    2、取り付ける換気扇を分解する

    換気扇を交換するときは、取り付けるほうの本体も分解する必要があります。換気扇のカバー下部に付いているオイルキャッチャーと呼ばれるパーツを外し、羽根のキャップと羽根も外したうえで、本体のカバーを取り外します。
    換気扇を枠に固定するためのネジが、換気扇本体から突き出している場合は、ネジを緩めて内部に収納しておきます。

     

    換気扇の耐久性を上げたい場合は、羽根やプラスチック部分が金属製のものを、新品の換気扇として選ぶといいでしょう。熱湯や熱気での変形を防ぐことができます。

     

    3、換気扇を取り付ける

    はじめに古い換気扇を取り外した穴へ、新しい換気扇を取り付けます。分解して残った換気扇本体を、羽根のあった側が室内側になるようにして取り付けます。

     

    換気扇の枠に固定するためのネジがあるタイプは、このタイミングでネジを押し出して締め、枠に本体を固定させます。このネジだけでは力不足なので、ビス止め用の穴を見つけて、ネジを締めます。本体を固定できたら、さきほどの分解と逆の手順でカバーと羽根・羽根のキャップを取り付けておしまいです。

     

    きちんと動くかどうか、試運転をしてみましょう。もし動かない場合は、カバーやキャップがうまく取り付けられているか確認が必要です。

     

    換気扇の交換時期はいつごろ?

    換気扇は、いったいどれくらいの期間で交換するとよいのでしょうか?ある程度汚くなっても、なんとなく換気ができるうちは、まだだましだまし使える気がする……。

     

    そんな気持ちで、当初よりも性能が落ちた換気扇を見て見ぬふりしている方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、換気扇交換にお勧めのタイミングをご紹介します。

     

    耐久年数を過ぎたとき

    耐久年数を過ぎたとき

     

    あまり意識することも少ないかもしれませんが、換気扇は火の気の真上にある機器です。多くの時間を高熱にさらされることもあり、ショートなどが起こると火災につながる危険もあるので、ほかの電子機器よりも慎重に使用したほうがいいといえます。

     

    古い換気扇で定期点検をしていないものは、まだまだ稼働することができるとしても、取り換えた方が安全だと言えます。

     

    また、一般的に換気扇寿命は10年ほどといわれます。耐久年数を超えても不具合なく使えていた換気扇も、10年あたりから不調が起こり始めるといわれますので、10年の使用期間を目安に交換するのもおすすめです。

     

    不具合が生じたとき

    換気扇に不調が発生した場合も、交換の時期の目安といえるでしょう。古い換気扇を使用している場合、ヒモを引いてもファンが回らなくなるなどのいう不具合が起こることもあります。

     

    また、プラスチックの羽の部分が壊れて取り付けができなくなったり、シャッターが開かなくなったりするなどというトラブルも考えられます。そのような、機器の性能上に発生するトラブルが発生したときは、今の換気扇を使い続けるのをやめるべきという合図です。

     

    悪臭が酷いとき

    悪臭が強く、掃除をしてもなかなか取れないという段階になったら、換気扇交換の時期の目安になります。悪臭がひどいときは換気扇の内部がひどく汚れている場合があり、そのようなケースでは空気の循環もうまくできていない場合も多いです。

     

    しかし、換気扇の交換をおこなう場合は、本体台と設置費用が発生します。そのため、交換する前にいちど修理業者に対応を依頼したほうが良い場合もあります。場合によっては、業者の清掃で問題が解決し、交換をおこなう必要がなくなる場合もあります。

     

    まとめ

    台所のプロペラファンの交換・取付についてお判りいただけましたか?プロペラファンを交換するときに気を付けなければならないポイントは、以下の通りです。

     

  • ・換気扇の交換は電気工事になる場合も多いので、コンセント式以外の換気扇の電気工事は無資格でおこなってはいけない。
  • ・換気扇を新しく取り付ける場合は、壁に穴を開け、枠とフードを取り付けてから設置する必要がある。
  • ・換気扇を交換する場合は、現在使用している換気扇を取り外した後、新しいものを取り付ける。取り付け・取り外しは、各パーツを外しておこなう。
  • ・耐久年数を過ぎている、10年以上使っている、不具合が生じている、悪臭がひどいなどの症状が見られたときは、換気扇の交換を検討すべき
  •  

    配線をつなぎなおすなどの電気工事をおこなう換気扇工事は、無資格でおこなうと法に触れることになります。しかし、コンセントを差し込むだけでできる換気扇交換は、自分でおこなうことができます。興味のある人は、DIYに挑戦してみるのも楽しいでしょう。

     

    しかし、換気扇の設置・取り換えは、不慣れな人が突然着手するにはやや大掛かりな施工です。きちんと取り付けられるのか、問題なく使用できるようになるのか自信がないという方は、業者に施工を依頼しましょう。

     

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    天井の換気扇の掃除方法!埋め込み式の掃除は可能?

    天井の換気扇の掃除方法!埋め込み式の掃除は可能?

     

     

    天井にある換気扇、お手入れが必要になるってご存知でしたか?普段あまり気にしない換気扇ですが、使用頻度や年数によって汚れが目立ち始めます。お手入れなしの状態ではホコリが付着しているのでうまく換気できなかったり、本体の故障につながってしまうことがあります。

     

     

    今回は天井にある換気扇のお手入れ方法から、お手入れをしたときのメリットまで詳しくご紹介。最後までじっくり読んで、ぜひお役立てください。

     

     

    目次

     

     

    天井埋め込み換気扇の掃除方法

    キッチンだけでなく、お風呂にもついている、天井埋め込み式の換気扇の掃除方法をご紹介します。天井埋め込み換気扇は、分解や掃除にもコツが必要です。何も知らずに着手して失敗しないよう、順序だててご説明します。

     

     

    1、 ブレーカーを落とす

    1、 ブレーカーを落とす

     

     

    換気扇を掃除する際に注意が必要なのが、ブレーカーを落としておくということです。換気扇内部を掃除しているとき、なんらかの表示でスイッチをおしてしまうと、換気扇が作動してしまい危険です。

     

     

    また、水や洗剤を使う場合は感電の危険もあります。安全に作業するためには、もしもとっさに電源を入れてしまっても危険がないよう、換気扇の電源を切ったうえで、ブレーカーを落としておくことが必要です。

     

     

    2、整流板・フィルター 取り外す

    ブレーカーを落として電源と遮断したら、整流板(化粧パネル・ルーバー)を取り外します。整流板とは、換気扇の一番外側にある金属の板のことで、普段カバーなどを取り付けている場所です。たいていは隅にネジがあるので、どのネジも同じくらいに緩めてから、手前のネジから外していきます。それから留め具を外して取り、フィルターを開けます。

     

     

    3、 ファンを取り外す

    まず、ファンを押さえている輪っかのような部品(ベルマウス)を外します。ネジは手で回すと緩めることができす。

     

     

    ベルマウスの次は、ファンの真ん中のネジを手で回し、取り外しましょう。ナットのような形をしていて、通常のネジとは逆の右回りに回して外す場合が多く、普段のネジの要領で勢いよく回すと、かえってネジが固く閉まってしまう場合があります。「ゆるむ」などネジに書かれた文字をよく確認しましょう。

     

     

    4、 元に戻す

    ファンなどの汚れをひととおり落として掃除が完了したら、これまでと逆の手順で取り付けます。

     

     

    「ファンをネジで留める→ベルマウスをネジで留める→フィルターを取り付ける→整流板をネジで留める→ブレーカーを上げる」と、解体作業の順序をさかのぼっていきましょう。

     

     

    羽を回してみて、異音がするなどの何かの異常が見られた場合は、きちんと設置できていない可能性が高く、危険なのでそれ以上使わないようにしましょう。

     

     

    天井の埋め込み換気扇は「シロッコファン」が多い

    天井に埋め込まれている換気扇は「シロッコファン」と呼ばれるものが多いのが特徴です。シロッコファンにはどのような特徴があるのか、どのように掃除したらよいのかをご紹介いたします。

     

     

    プロペラ式の換気扇とは全く勝手が違いますので、甘く見て取り掛かることなく、慎重に作業を進めましょう。

     

     

    装着したままの掃除は難しい

    装着したままの掃除は難しい

     

     

    一般的に、埋め込み型の換気扇は自力で掃除をするのが難しいといわれています。埋め込み型のシロッコファンは、一般的なプロペラファンとは違って、羽根の数がとても多いです。掃除では多くの羽をきれいにする必要があるので、細かい作業が必要になり、装着したまま掃除をするのは難しいのです。

     

     

    細かい羽の部分を掃除するのにも手間がかかるうえ、取り外し作業自体にも時間がかかるといわれます。構造が複雑なため、うまく解体できても、作業後に組み立てられないこともあるようです。本体の状態によっては重曹などのアルカリ性洗剤は使用できないため、中性洗剤と布で落とさなければならず、強力な洗剤を使用できない場合もあります。

     

     

    事故や怪我に要注意

    シロッコファンは天井に埋め込まれた換気扇なので、取り外しを行う時点ですでに高所の作業になることが多いです。とくに浴室についたものは、身長の高い人でないと作業しづらい場合もあります。

     

     

    きちんと足場を組まなければ怪我につながるので、無理は禁物です。ユニットバスで、浴槽に足をかけて作業をしたりするのはとても危険です。高齢者の方や身長の小さい方がご自分で掃除をするのはとくに危険なので、きちんと業者に任せるようにしましょう。

     

     

    また、濡れた手で電源プラグに触ることはしない、ブレーカーはきちんと落として作業するなど、身の安全のためにもしっかりと徹底しましょう。

     

     

    掃除が難しいと判断したらプロに相談

    いざ自分で掃除をしようと思い立って挑戦してみても、やっぱり無理そうだと感じることがあるかと思います。そのような場合は決して無理はせず、プロの業者に相談しましょう。プロに頼めば、身の危険にさらされることなく分解、清掃、取り付けまでをしっかりとおこなってくれます。

     

     

    換気扇の内部構造の知識がない方や、体力に自信がない方、組み立てが苦手な方などは、自分でやるよりも業者に任せたほうが手間も時間もかからず、失敗したり怪我をしたりといった危険もないのでおすすめです。

     

     

    換気扇を掃除するとこんなに得する

    「換気扇の掃除は面倒くさい。」そんな思いで掃除を延ばし延ばしにしている方も少なくないと思います。しかし、換気扇がきれいなだけで、メリットはとてもたくさんあるのです。ポイントを押さえなければひどいデメリットを被るケースもあるので、注意深く見ていきましょう。

     

     

    音が小さくなる

    音が小さくなる

     

     

    昔はそんなことなかったのに、いつの間にか換気扇の音が大きくなっている…。そんな異変を感じている方も多いかもしれません。

     

     

    実は、換気扇の音が大きかったり、異音がしたりする場合は、内部が汚れていることに理由があることが多いです。換気扇から異音が発生する原因として一番多いのは、掃除をしなかったことでホコリや油が蓄積したことだといわれます。

     

     

    換気扇が回るときにこれらのホコリがすれて音をたてたり、回転軸をずらしたことによるものが考えられます。換気扇の清掃をすると、これらの問題が取り除かれるのです。

     

     

    換気扇の寿命が延びる

    換気扇の汚れをこまめに掃除すると、換気扇そのものの寿命を延ばすことにもつながります。換気扇は室内の空気を吸い込み、外への排出する装置です。そのため、空気中のホコリや油などを常に吸い込んでいるので、内部にはそれらの汚れがこびりついています。

     

     

    汚れを落としてきれいにすることで、換気扇にかかっていた余分な負荷を軽減させることができます。故障しにくくなったり、電気代が低減されたりします。

     

     

    環境が良くなる

    換気扇をきれいにすると、室内の環境が改善されます。換気扇内部に蓄積した汚れは、吸引・換気を妨害し、換気扇の働きが低下します。また、換気扇からのいやな臭いの原因にもなります。

     

     

    ホコリを取り除くと換気扇本来の性能に近づけることができるため、部屋の中の通気性がよくなります。室内の湿気やカビ菌などを軽減させることができるので、衛生面が改善し、悪臭が軽減されるなどのメリットのあるのです。

     

     

    まとめ

  • ・天井埋め込み式換気扇は、ブレーカーを落としてから解体をおこなう
  • ・ブレーカー、整流板・フィルター、ファンの順に取り外し作業する
  • ・天井埋め込み式換気扇(シロッコファン)は掃除・解体が難しいので、絶対に無理をしない
  • ・換気扇をきれいにすると、異音軽減、室内環境の改善、換気扇の寿命が延びるなど、メリットが多い
  •  

     

    天井埋め込み型のシロッコファンは、自力で解体・掃除をするにはあまりにも手間がかかるうえ、高所での作業になるため危険も伴います。しかし、汚れた換気扇を使い続けていると、異音発生や室内環境の悪化、換気扇の故障など、トラブルが発生する可能性が高くなります。

     

     

    掃除しなければいけないのに手間がかかってうまくいかない。そんな歯がゆいお悩みは清掃業者に頼むなどして解決し、決して危険な作業はおこなわないようにしましょう。

     

     

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    お風呂の換気扇掃除は頻繁に?掃除は年4回が理想

    お風呂の換気扇掃除は頻繁に?掃除は年4回が理想

     

    お風呂の換気扇掃除はどのくらいの頻度でおこなえばよいのでしょうか。

     

    「換気扇からホコリが見えたら掃除をする」という方も多いと思いますが、実は、本体カバーにホコリが付着していると目視できる状態は、すでに内部にかなり汚れが溜まっている証拠。その場合、本体カバーを掃除するだけではほとんど意味がありません。一緒に内部のシロッコファンの掃除する必要があります。

     

    では、どのように掃除をすればよいのでしょうか。お風呂の換気扇掃除の方法と手順、掃除をしないで放置したときのリスク、知っておきたい換気扇掃除のポイントについて紹介します。

     

    目次

     

    お風呂の換気扇掃除の方法

    お風呂の換気扇掃除の方法について、手順を追って説明していきます。換気扇掃除の手順は大きく4つの工程に分けられます。内容はそれほど複雑ではありませんが、パーツの名前など専門的な箇所については解説も交えながら紹介していきます。

     

    1、ブレーカーを落とす

    1、ブレーカーを落とす

     

    換気扇自体の分解を始める前に、まずはブレーカーを落としておきます。掃除中にファンが動いたことによるケガや、感電による事故を防ぐためです。万が一に備えて安全に作業が進められるよう、一番初めにブレーカーは落としておきます。

     

    2、カバー・ファンを外す

    重なっている上から、化粧パネル、カバー、ファンといった順番で外していくことになります。

     

    化粧パネルは、換気扇を覆い隠すように天井についている白いカバーのことです。大体格子状になっていることが多いと思います。化粧パネルは大抵の場合、2本のバネのような部品ではめ込んであるだけなので、下に引っ張りながらはめ込んである部分を外していくと簡単に取り外すことができます。

     

    化粧パネルの次に、カバーを外します。カバーは、ファンの周りを覆っているようについており、3~5個のねじで留められています。ゆっくりとねじを緩めてカバーを外していきましょう。

     

    化粧パネル、カバーを外せたら、ファンを外していきます。ファンを外すときにはソケットレンチを使用します。ソケットレンチとは、ボルトやナットを締めたり緩めたりすることができる工具です。

     

    ボルトは、棒状の部品のこと、ナットとは、六角形をしたリング状の部品のことです。ファンは通常、中央部分がボルトとナットによって固定されているため、取り外すにはそれらを外す必要があります。外すときはファンを手で押さえながらソケットレンチを時計回りに回すと簡単に外すことができるでしょう。

     

    3、掃除する

    パーツがすべて外れたら、いよいよ掃除に取り掛かります。ゴム手袋、歯ブラシ、布、浴室用中性洗剤を使用します。お風呂掃除や台所清掃用の中性洗剤がおすすめです。手にゴム手袋をはめ、部品を水で濡らし、中性洗剤を吹き付けます。

     

    次に、化粧パネルとカバーを歯ブラシで丁寧にこすり洗いしていきます。その間、シロッコファンは中性洗剤を吹き付けた状態で20~30分間ほど放置しておきましょう。時間が経ったら、洗剤が残らないように洗い流します。

     

    最後に布で乾拭きして乾燥させます。少しでも湿っているとカビが生える原因になりますので、しっかり乾燥させてください。なお、この中性洗剤以外のものを使うと変色の原因にもなるため気を付けてください。

     

    4、取り付ける

    きれいになったら、分解とは逆の手順で取り付けなおしていきます。ファンを取り付け終えたら、スムーズに動くかどうか動作を確認してください。ファンがスムーズに動いたら、カバー、化粧パネルといった「取り外し」と逆の順番で取り付けて、掃除は完了です。

     

    掃除をしていないと悪臭やカビが・・・

    掃除をしていないとどのような問題が起きてしまうのでしょうか。おもに、悪臭とカビの原因になるのではないかということはイメージできると思います。なぜこのような状態になるのか原因をみていきましょう。

     

    換気扇から悪臭がする

    換気扇から悪臭がする

     

    掃除せずに換気扇を放置しておくと、換気の効率が低下したことで汚れが溜まりやすくなってしまい、付着したカビやゴミなどのせいで悪臭や異音が発生する原因になってしまうことがあります。

     

    動いていない状態でも、換気扇は外気を通すため排気口付近に臭いの原因があると換気扇を消した途端に臭いが発生してしまいます。

     

    カビやホコリが舞う原因に

    長期間換気扇を放置してしまうと、カビを繁殖させてしまうことがあります。換気扇を稼働させたとき、そのカビやホコリが舞ってしまうことにもなります。

     

    さらに、換気扇内で発生したカビの胞子が浴室内に巻き散らされることにより、壁や床にもカビを生えさせてしまうことにもつながります。お風呂場を念入りに掃除してもカビがなかなか取れないという場合、換気扇のカビが根源にあるかもしれません。

     

    覚えておいて損はしない!換気扇掃除4つのポイント

    清掃の大まかな流れについてわかっていただけたところで、換気扇掃除をおこなうについて覚えておきたい4つのポイントについても知っていただきましょう。本体の扱い方、掃除の頻度、お風呂のカビ予防方法、自力で解決できない時の方法といったことも合わせて覚えておいて損はありません。

     

    本体に直接水や洗剤散布はダメ

    本体に直接水や洗剤散布はダメ

     

    勘違いされがちですが、換気扇本体に直接水をかけたり直に洗剤を散布することは厳禁です。浴室に設置されてあることは水気に強く丈夫なのではと思ってしまいますが、浴室換気扇は電気機器です。そのため、換気扇本体に水や洗剤を直接吹きかけてしまうと故障の原因になることがあります。

     

    したがって、本体内部を掃除するときは洗剤をしみこませた布を使用し、水拭きしたいときはウェットティッシュなどで軽く拭く程度にします。本体カバーなど水で洗った部品はよく乾かしてから本体に戻すようにしましょう。

     

    換気扇の掃除は3か月に1回行う

    換気扇の掃除の頻度として、外面のパーツは週に1回、フィルターやカバーを外す内部の掃除は3か月に1回が理想です。こまめなお手入れを心がけたいものですが、お風呂は湿度が高いため、そもそもカビが発生しやすくなっています。

     

    内部のシロッコファンにホコリが見えた場合、内部には相当の汚れが溜まっています。そうなった場合、早急に掃除に取り掛かることをオススメします。

     

    あわせてお風呂のカビ対策も

    せっかく浴室を掃除してもカビ菌が取り除かれなければ再びカビを発生させてしまうことにもなりかねません。カビの繁殖を防止するためには毎日のちょっとしたひと手間が大切です。

     

    浴室のカビ予防に有効な対策の一つとして、浴室全体を45℃以上のシャワーで洗い流すという方法があります。45℃以上のお湯はあらゆるカビを死滅させるだけでなく、石けんカスも洗い流してくれるため軽い清掃にもなります。

     

    効果を薄めないためには最後に浴室を使用した人がおこなうとよいでしょう。週に1回でも十分効果があります。お湯をかけた後はしっかりと換気扇を回し、浴室内を乾燥させることまでおこないましょう。

     

    自力で難しければプロの手を借りる

    ここまで換気扇の清掃の手順を紹介しましたが、換気扇はほとんどが自分より背の高い場所に設置されています。そのため、腕を伸ばしたりつま先立ちをしたりといった作業が多くなり、体に負担がかかったり、上から舞ってきたカビやホコリを吸ってしまって思わぬアクシデントにつながるおそれも考えられます。

     

    掃除道具を一式揃えるところから始めなければならない場合、トータルで費用が高くついてしまうこともあります。作業が困難な場合や手順に不安がある場合などは、無理せず、プロの手を借りるのも一つの手です。

     

    まとめ

    換気扇は掃除していないとカビやホコリが溜まり、ひいては浴室内の汚れにもつながっていくことが考えられます。

     

    換気扇の掃除方法については、4つの手順と、水を使うタイミング、乾燥させるタイミングを抑えてからおこなうようにするとスムーズでしょう。また、換気扇の掃除にまつわるポイントは4つありました。

     

  • ・換気扇本体に水や洗剤を直接吹きかけない
  • ・換気扇の掃除は最低でも3か月に1回
  • ・浴室内を45℃以上のシャワーで洗い流す
  • ・無理はしない
  •  

    思い返せば、最後に換気扇を掃除したのはいつになりますか?思い立ったが吉日です。換気扇の清掃に取り掛かるなら今がチャンスです。これを機に、換気扇をきれいにしてしまいましょう。

     

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    トイレの換気扇掃除は簡単!年に1回行いましょう

    トイレの換気扇掃除は簡単!年に1回行いましょう

     

    トイレの換気扇の掃除はどれぐらいのタイミングで掃除していますか?なかなかタイミングがわからず、取り外し方もわからずに放置している方も多いかと思います。しかし、トイレの換気扇を掃除していないと起こる問題も実はあります。

     

    「トイレの換気扇の掃除のタイミング」「掃除しないと起こる問題や換気扇掃除のポイント」について、また、掃除方法を詳しくご紹介します。最後までじっくり見ることで、トイレの換気扇の取り外し方をマスターでき、自分で簡単に換気扇の掃除ができるでしょう。

     

    目次

     

    換気扇掃除のタイミングはいつ?

    トイレの換気扇の掃除が必要になる時期はいつなのでしょうか?換気扇の清掃、実はいちどもしたことがないという方もいるかもしれません。普段気にしない換気扇について知り、清掃する頻度や必要性を知っておきましょう。

     

    「年に1回」が基本

    「年に1回」が基本

     

    トイレの換気扇はどのぐらいの頻度で掃除をしていますか?目安としては、換気扇フィルターを使用している場合は「年に1度」の掃除で問題はありません。

     

    しかし、フィルターを使用していない場合は「2~3か月に1度」掃除が必要となります。掃除は20分程度で終了するので、しっかりと掃除しましょう。掃除回数を減らしたい場合は、フィルターを貼ることをおすすめします。

     

    掃除しない場合に起こる問題

    トイレの換気扇の掃除はおっくうになる方の多いかと思います。しかし、掃除しないと換気扇にホコリなどがたまっていきます。そうなると、空気の吸い込みが悪くなるのでトイレの臭いや湿気がこもってしまいます。

     

    約3割も換気能力が落ちてしまうこともあり、新品当初のランニングコストと比べて高くがかかってしまいます。そのうえ、負荷がかかってしまうこ故障の原因にもなるでしょう。故障してしまうと修理代を負担することになり、痛い出費になってしまいます。

     

    トイレの中は目に見えなくても、トイレットペーパーやマットなどからホコリが舞い上がっているのです。そのため、換気扇は汚れていくのです。トイレの中を快適な空間にするためにも、定期的に掃除することが重要となるのです。

     

    掃除をする時に気をつけたいこと

    トイレの換気扇を掃除するときに注意することがあります。それは、換気扇のコードとトイレの蓋です。確認しておかないと、けがをしてしまうことがあります。しっかり確認してから掃除を始めましょう。そして、自分で掃除が困難な場合の対処法もご紹介します。

     

    換気扇のコードに注意する

    換気扇のコードに注意する

     

    トイレの室内の壁にあるタップには、便座の電源プラグが刺さっていることが多いですが、足もとにあることが多いのでちょっとしたことで抜けやすいです。足にひかけてしまったりすると転倒の危険があるので注意しましょう。

     

    扱いを間違えると感電・漏電の可能性もあるのでとても危険です。作業中はとくに気をつけて扱うことを心がけましょう。また、無理に引っ張るとコード内部で断線する事があるので、強く引っ張らないように気をつける必要があります。

     

    トイレの蓋に乗って作業しない

    換気扇を掃除するときに手が届かないからといって、トイレの便座やふたの上に乗ることはやめましょう。トイレのふたはプラスチック素材が使用されていることが多く、重量に耐えられる構造をしていません。そのため、上に乗ってしまうと簡単に割れて破損してしまいます。

     

    また、乗って作業しているときに破損してしまうと、転倒する可能性もあります。怪我の原因にもなるので、必ず脚立などを使用して作業を行いましょう。

     

    自力での清掃が難しい場合もある

    トイレの換気扇が正しくも手の届く位置にあるとは限りません。設置場所が高い所の場合もあります。その場合は、取り外しが難しければ業者に依頼しましょう。安全に取り外しをし、キレイに掃除してくれます。

     

    また、シロッコファンなど換気扇の種類によっては自分で清掃するのが難しい場合もあります。その場合、外してみたけどつけられなかったり、外したらうまく作動しなくなったりと故障の原因にもなりかねないので、無理せずに業者に依頼しましょう。

     

    簡単!換気扇の取り換え方法

    換気扇の掃除はなかなか取り外し方がわからないので、おっくうになっている方も多いのではないでしょうか。実は取り外し方さえマスターすれば、自分でも簡単にできる換気扇の掃除ができるのです。換気扇の取り外し方から、掃除の方法までをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

     

    掃除用の道具を用意する

    掃除用の道具を用意する

     

    掃除で必要となるものを用意しましょう。

     

  • ・使い古しの歯ブラシ
  • ・掃除機
  • ・ウェットティッシュ
  • ・中性洗剤
  • ・綿棒 数本
  • ・ゴム手袋
  • ・マスク
  • ・場合にとっては脚立
  •  

    1、換気扇を取り外す

    トイレの換気扇の外し方を詳しく見ていきましょう。換気扇のスイッチを切り、止まったのを確認する。換気扇が回っているとケガの原因にもなるので、しっかりと確認してから作業に取り掛かりましょう。

     

    まず、カバーを手間に引っ張って外します。トイレの換気扇のカバーは「手前に引っ張るタイプ」が多いです。ねじなどがない場合は、手前にカパッとカバーを引っ張ってみてください。簡単に外れます。

     

    そして、換気扇を外すため、換気扇本体のビスを外していきます。ただ、機種によっては外してはいけないビスもあるいので注意が必要です。事前に説明書などで確認しておきましょう。

     

    2、カバーやファンを拭く

    カバーが取り外せたら、カバーやファンを掃除していきます。カバーに付着したホコリは掃除機で吸い込みましょう。掃除機のノズルは小さいものに変えたほうがよく吸い取れます。なかなか取れない場合は歯ブラシや綿棒を隙間に差し込むとさらに取れやすくなるのでおすすめです。最後にウェットティッシュで拭いて汚れをキレイに拭き取ります。

     

    シロッコファンは、中性洗剤をつけて水洗いしましょう。汚れ具合によっては洗剤なしでシャワーを流すだけでキレイになることもあります。そして、カバーやファンはしっかり乾かします。

     

    3、換気扇内部の掃除をする

    換気扇内部をウェッティッシュや歯ブラシ、綿棒などを使用してキレイに汚れを取り除いていきます。なかなか拭きにくい部分なので、うまく綿棒などを使い分けましょう。濡れているとホコリが固まって取りにくくなりますが、乾いた歯ブラシでかき出すようにすると簡単に取れます。最後に濡れた雑巾などで軽く全体を拭くとさらにキレイになります。

     

    4、カバーを取り付ける

    しっかり乾いたのを確認し、外したファンをビスで取り付けます。そして、カバーを取り付けましょう。ワイヤーがついているタイプのものは、フックにワイヤーをひっかけるためにワイヤーをしたに引っ張ります。そして、フックをひっかけたら、カバーを押せば閉まります。ワイヤーのないものは、カパッと押すと取り付けられます。

     

    まとめ

    今回はトイレの換気扇についてご紹介してきまいた。

     

  • ・トイレの換気扇の清掃は「年に1回」が適切、フィルターがない場合は「3か月に1回」
  • ・換気扇は掃除をしないと換気力が低下し、電気代の増加や故障につながる
  • ・掃除をするときは周囲の状況に気をつけておこなう
  • ・換気扇の掃除は取りはずし方がわかれば簡単
  •  

    今回ご紹介した換気扇の掃除方法を活用して換気扇をピカピカにしてみてください。

     

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    換気扇掃除で頑固な油汚れも簡単にきれいにする方法

    換気扇掃除で頑固な油汚れも簡単にきれいにする方法

     

    換気扇の掃除はあまりやりたいことではありません。換気扇を気にしている人でも、年に1・2度しかお手入れしないという方が多いのではないでしょうか。しかし、換気扇の掃除をしないと、電気代が余分に必要になったり、故障して修理が必要になったりすることもあります。

     

    今回は自分で簡単にできる換気扇の掃除方法をご紹介します。また、頑固な汚れを落とすコツや身近にあるものを使用して掃除する方法もお伝えしていきます。

     

    目次

     

    換気扇の基本的なお手入れ方法

    みなさんは換気扇をどのように掃除しますか?「フィルターは掃除するけど、なかなかファンまでは掃除しない」という方が多いかと思います。

     

    そこで、換気扇の基本的なお手入れ方法ご紹介します。しっかり掃除方法をマスターしてピカピカに変身させましょう。

     

    1、汚れてもいい服装や道具を用意する

    1、汚れてもいい服装や道具を用意する

     

    換気扇の掃除するときには以下のものを用意します。換気扇は油汚れなどで汚れがなかなか取れなくなる場合があります。そのため、汚れてもよい服装や使用後に捨ててもよい道具を用意しましょう。

     

  • ●ゴム手袋(厚手のもの)
  • ●新聞紙(汚れ防止や、掃除時に拭ったり擦ったりする)
  • ●スポンジ
  • ●雑巾や布
  • ●不要な歯ブラシ
  • ●割りばし
  • ●換気扇用や油汚れ用の洗剤
  •  

    2、換気扇の電源・ブレーカを落とす

    換気扇を掃除しているとき、何かがあたって換気扇の電源が入ってしまうと危険です。ほかにも、最近の換気扇はコンロが作動したと感知すると自動で作動するものがあります。

     

    清掃中に稼働してしまうと落下やケガの原因になりかねませんので、換気扇の電源を切り、ブレーカーも落とすようにしましょう。あわせて、ボタンに触れてコンロが作動しないように作動ロックをかけておくと安心です。

     

    3、 整流板・フィルター・ファンを外す

    整流板・フィルター・ファンを順に外す工程をご紹介します。

     

    換気扇の形によってファンの種類が異なります。昔からよく目にするプロペラが回るプロペラファンタイプ。そして、最近の住宅では多く使用されているレンジフードと呼ばれるシロッコファンタイプがあります。それぞれの工程を見ていきましょう。

     

     

    【シロッコファンタイプの場合】


     

    ① 整流板・フィルターを外す

    換気扇の整流板は左右のストッパーを押しながら少し上にあげると外れます。ゆっくりと手前におろしましょう。すると、フィルターが見えます。スライド式だったり、留め具がついていたりすることがあります。留め具がある場合はドライバーなどを使用して外しましょう。

     

    ② ファンを外す

    ファンも簡単に外せるものや、留め具で固定されているものなどがあります。固定されている場合は留め具を外し、ねじを外してファンを取り出します。ファンを固定しているねじは、ファンの中心にあります。ネジは多くの場合「しまる」「ゆるむ」など回す方向がかかれているはずです。指示に従って取りはずしましょう。

     

     

    【プロペラタイプの場合】


     

    ① 固定されているねじを外す

    プロペラが止まっていることを確認してから、中央にあるねじをゆるむ方向にまわしてはずします。

     

    ② ファンを外す

    ねじがゆるんだら、ファンを引き抜いて外します。この時に力を入れすぎるとファンが変形してしまうので、注意しましょう。

     

    ③ 換気扇のカバーも外す

    ファンのカバーも外しましょう。取り付けるときは外した時の逆の作業をします。

     

    4、お掃除をする

    整流板・フィルター・ファンなどが外れたら、取り外した部品を掃除していきます。掃除方法を見ていきましょう。

     

    ① 洗剤をつける

    外した清流板・フィルター・ファンをシンクの中に入れ、全体的に洗剤をつけます。レンジ用の洗剤も販売されており、それを使用するとよりキレイになるのでおすすめです。洗剤をつけたら、2~3分放置しておくと、汚れが浮いてきます。汚れが落ちにくいようであればつけ置き時間を増やしましょう。

     

    ② 汚れをふき取る

    少し置いたら、汚れが浮いてきているので雑巾や布でふき取ります。

     

    ③ 水洗いする

    汚れをふき取ったら、最後に水洗いをしてよく乾燥させます。シロッコファンはとくに乾きにくいので、風通りの良い場所に置いて乾かしましょう。汚れがひどい場合は、数回この作業を繰り返してください。油汚れやべとべとした感じは数回洗剤をつけて水洗いする作業を繰り返すことでキレイに取れるでしょう。

     

    レンジフードには、外せない部分があります。そこは、直接洗剤を汚れている部分につけるのではなく、布や雑巾につけてからふき取りましょう。直接散布してしまうと、水分に当たってはいけない部分にかかってしまうことがあります。

     

    汚れがとれたら、水拭きをして終了です。水拭きするときには、洗剤をつけた布や雑巾とは違う布や雑巾を使用しましょう。汚れが再度付着するのを防ぎます。

     

    5、フィルター交換をする

    換気扇のフィルターは、換気扇に直接油汚れが付着するのを防止するために設置されています。そのため、フィルターは一番汚れが集中しやすい箇所といえます。どんなに掃除しても汚れがとれなくなったり、すぐに汚れるようであればフィルターを交換する必要があります。

     

    フィルターの交換はある程度費用がかかってしまうので、長く使用したいという方もいるでしょう。しかし、フィルターが汚れていると換気扇の吸い込み力が弱まってしまい、部屋中に油の粒子が混じってしまうことがあります。そうなると、キッチン回りの床や壁がべたべたしてしまうこともあるので、掃除がさらに必要となってしまいます。

     

    また、フィルターにびっしりとついた汚れは匂いを放ち、健康にも影響を及ぼす可能性があります。そのため、あまりにも長く使用することはおすすめできません。フィルターが汚れてきて、換気扇の吸い込みも悪いなと感じたら交換しましょう。

     

    交換目安は、よく油料理をする場合は1か月ほどです。油料理が少ない場合でも3~4か月ほどで交換することをおすすめします。

     

    換気扇お手入れのコツ

    長年使用している換気扇には、頑固な油汚れが付着してしまい、なかなか取れず困っている人もいるかと思います。そこで、なかなか取れない換気扇の油汚れをキレイにするコツをご紹介します。このコツを活用して汚れをキレイにしましょう。

     

    頑固な油汚れには「つけおき」が基本

    頑固な油汚れには「つけおき」が基本

     

    油汚れは長年にわたって付着してしまったものが多く、短期間の清掃では落ちないことも多いです。そこで、「つけおき」をすることをおすすめします。

     

    その方法はとても簡単で、キッチンペーパーやティッシュペーパーに洗剤を染み込ませて貼りつけて置いたり、洗剤につけおきしておいたりするだけです。時間を置くことで汚れが浮いて取れやすくなります。

     

    シロッコファンの場合は、割り箸を使用して羽と羽の隙間に洗剤を染み込ませたティッシュペーパーは挟み込むのも効果的です。

     

    強力な汚れには身近にある物でも落とせる

    より頑固な汚れには洗剤の他に身近にあるものを使用してみましょう。詳しい掃除方法をご紹介します。

     

    【重曹や炭酸ソーダを使用する掃除方法】


    重曹や炭酸ソーダを使用することで、汚れをより浮かせて取ることができる方法です。

     

  • ① フィルターやシロッコファンなどを取り外します。
  • ② バケツに熱湯と重曹を入れて、炭酸ソーダを作り、その中にフィルターやシロッコファンなどを浸します。一晩そのままつけこみましょう。
  • ③ その後、残っている汚れは歯ブラシなどで取り除きます。キッチンペーパーに再度重曹と溶かした水や炭酸ソーダを染み込ませて10分ほどパックするとよりキレイになるでしょう。
  • ④ 汚れが取れたら、しっかり水洗いします。
  • ⑤ よく乾燥させて、取り外したフィルターやシロッコファンを元に戻して終了です。</li>

     

     

     

    【セスキ炭酸ナトリウムを使用する掃除方法】


    重曹や炭酸ソーダよりもアルカリ性が強いので、より頑固な油汚れを落としたいときにはおすすめです。水に溶けやすいので、水に溶かしてつけおきやスプレーに入れて使用するとよいでしょう。アルカリ性が強いので、必ず手袋を着用して作業します。

     

    セスキ炭酸ソーダのつくり方は、水500ミリリットルに対して小さじ1のセスキ炭酸ソーダを入れてよく混ぜるだけで簡単にできます。100円均一などで購入できるスプレー容器などを使用すれば、そこに直接水とセスキ炭酸ソーダを入れるとつくれるので便利です。

     

  • ① 汚れ部分にセスキ炭酸ソーダを吹き付け、30分ほど放置します。
  • ② 新聞紙や布などで乾拭きをし、お湯ですすぎ洗いをするか、水拭きをします。
  • ③ 取りはずせない部分を掃除するときにはスプレーで拭き掃除をし、外せる部分はつけおきするとよいでしょう。
  •  

     

     

    【食用油を使用する掃除方法】


    天ぷらをした日などに油を残しておくて使用するとエコにもなります。手軽にできる方法なのでおすすめです。

     

  • ① 油がつくとべとべとしてしまうので、ゴム手袋や軍手を必ず着用してから作業をはじめます。
  • ② 汚れを取りたい部分に油をたっぷりと塗ります。新聞紙などを使用するとまんべんなく濡れます。
  • ③ ビニール袋に入れて、30分ほどそのままの状態にします。このときに、なるべく温かい部屋に置くと油の働きが活用的になります。なかなか効果がない場合は、シンクにお湯をはって、そこにピニール袋のままつけおきするとさらに効果をえられます。
  • ④ 30分ほどたったら、新聞紙や布などで油をふき取りましょう。
  • ⑤ 台所用の洗剤をつけて、お湯ですすぎましょう。
  •  

     

     

    【小麦粉を使用した掃除方法】


    家に残っている小麦粉を使用する方法です。コストもかからないので手軽にできる方法です。

     

  • ① 汚れの部分に小麦粉をたっぷりとふりかけます。
  • ② ゴム手袋を着用して、汚れにしっかり付着するように広げます。軍手では、小麦粉が隙間に入り込んで取れなくなるので、ゴム手袋をおすすめします。
  • ③ 30分ほどそのまま放置します。汚れが小麦粉に吸い取られたら。ゴム手袋でゴシゴシとこすりましょう。ポロポロと小麦粉が取れます。
  • ④ 残った小麦粉は、固い紙でこするとキレイに取れます。小麦粉はそのまま流してしまうと、排水溝が詰まることがあるので、なるべく新聞紙などに包んでごみとして捨てましょう。
  • ⑤ 最後に、お湯ですすぎましょう。
  •  

    換気扇の掃除はなぜ必要?

    掃除機を掃除せずにそのまま放置しておくと、換気扇の役目を果たせなくなるだけでなく、汚れに集まるカビや菌が発生する原因にもなります。そのため、半年に1度は掃除をすることがよいとされています。詳しくご紹介します。

     

    掃除しないと油汚れが増え、雑菌の温床に…

    掃除しないと油汚れが増え、雑菌の温床に…

     

    換気扇の掃除をしないまま放置していると、油汚れがひどく換気能力が下がってしまいます。そのため、油の粒子が部屋中を舞い、においもこもります。そして、壁や床に付着することでベタベタしてしまうでしょう。

     

    ひどくなると、換気扇から油がしたたれ落ちてくることも。そうなれば、キッチンを汚してしまうことになってしまうので注意が必要です。

     

    そして、溜まった油汚れにはカビや菌が繁殖しやすいです。衛生的にも問題があり、食中毒を起こす可能性もあるので掃除をすることが重要となります。

     

    電気代が余分に発生したり故障に繋がる

    換気扇の掃除をしないと油汚れが詰まります。そうなると、換気扇に負荷をかけている状態になり、故障の原因にもなります。故障してしまえば、修理代金などが発生してしまいます。余計なコストがかかってしまうので、掃除することで未然に防ぎましょう。

     

    また、より多くの電力を使用しないと換気能力が発揮できないので、電気代が余分にかかってしまいます。余分なお金がかかるのはもったいないことです。換気扇の掃除をこまめにすることをおすすめします。

     

    まとめ

    換気扇の掃除についてここまでご紹介してきました。以下のポイントを確認し、換気扇の掃除方法をマスターしましょう。そして、キレイな状態を保ちましょう。

     

  • ・換気扇のお手入れ方法を確認し、掃除のときにはプレーカーを落としてから作業をする。
  • ・換気扇のフィルターは汚れてきたら交換をすることが重要。
  • ・頑固な汚れには「つけおき」方法や「身近なもの」を使用してみる。
  • ・汚れたまま放置しておくと、換気能力が落ち、故障や余分な電気代がかかる原因となる。
  •  

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