換気扇から突然黒っぽい滴が垂れてきて驚いた経験は無いでしょうか?この黒っぽい滴は、換気扇に付着していた油汚れが溶けたものです。キッチンの換気扇の多くはガスレンジのすぐ近くに設置されていると思われます。そのためレンジフードのフィルターには必ず油汚れが付着します。フィルターに付着した油は気温の高くなる夏場になると自然に溶け、ポタポタと滴のように垂れることがあるのです。これは夏場にはそれほど珍しいことでは無く、長期間フィルター掃除や交換を行っていない場合には時々起こることです。調理に欠かせないのが油ですが、この油のせいで、換気扇掃除には「面倒」「大変」といったイメージが付きまとい、なかなか手掛けることができずにいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。調理のニオイがこもりやすいキッチンの換気扇は、家中で最も頻繁に使用されるため、高い性能が求められます。現在その性能はどんどん向上していますが、それに伴って構造が複雑になり、お手入れやお掃除がより難しくなってしまいました。最近ではフィルターレスの換気扇も出回るようになりましたが、ファンに直接油汚れが付着するため、掃除が大掛かりになりがちです。しかし夏は気温が高いため、ファンやフィルターに付着した油が自然と柔らかくなり、掃除がしやすくなるのです。換気扇の大掃除を行うならば、冬よりも夏をお勧めいたします。ご自宅の換気扇が最新式なので、分解して掃除する自信が無いという方は、ぜひ当サイトをご活用ください。