日本には大掃除を年末に行うという風習があります。 これは、新年を綺麗な家で迎えようといった考え方から来るものですが、 実は夏こそ大掃除のチャンスと言えます。これは換気扇掃除も同じです。 特に台所の換気扇は油汚れが付きやすく、この汚れを落とすのに大量の洗剤やお湯などを要します。 冬は水が冷たくなりやすくお湯も出にくい季節となりますので、一層汚れを落としにくくなる一方で、 夏であれば水も冷たくならず、水温や気温も温かい状態で油汚れを浮かしやすくなります。 特に重曹やお酢などを使って油汚れを落とすといった方法で汚れを落とされている方も多いようです。特に油汚れには重曹がとても効くということで、お掃除には欠かせないものになっています。 しかしこの重曹を取り扱いには注意をしなくてはなりません。 重曹は弱アルカリ性であるため、使用の際に手肌が荒れる方もいらっしゃいますし、 アルミなどを使った製品は重曹で変色してしまうことも考えられます。 また研磨作用で汚れを落とせるものの、漆のものや大理石などの繊細なものを傷つけてしまう恐れもあります。様々なトラブルの元になるので、重曹の取り扱いには十分御注意ください。 お時間の無い方や、お掃除に自信の無い方は是非換気扇のプロに修理をお任せください。